第16章 悲鳴
それを教わった者達の感想
ロキ「はあ~、なるほどな。
それやったら、そいつらにこう言ってやったらどうや?
『よう罪に問われなかったな?
それだけ派手に人格侵害しといて。
街ぐるみで一人になるよう追い込み続けて。その上で傷付け続けたんやろ?
あんだけのこと毎日やってよく平気でいられるなあ。
のうのうと生きてられるな~。
羨ましいわ~。普通の人やったら罪に問われるか自首してるで~』って」
フィン「ロキ、流石にそれは言い過ぎだ」
リヴェリア「やめろ。限度がある」
ロキ「わかっとる。でもなあ、考えてもみ?
街の人達がやったことはそういうことやで?
その主観を他の人等に捻じ込んで押し付けて、それを以って一人の人生を台無しにしたんや。
それも今やって毎日続けとるんやろ?都合の悪い点だけ見て、その体験を見せびらかして。
それ以外では今後関わらないよう必死に、そいつの言う傷が増えないよう必死に、
不干渉貫いてきた『ケイトの生き様』を見てもなお、毎日そういう風に励んどるそれが傍で見える位置におっても
そういうことが平気でできるんやで?
「あいつはひどい奴や~」、「悪い奴なんや~」、「気を付けや~」←真似
うげええ(えずく)
神経疑うわ~」←吐き掛けている
フィン「ロキの言うことも一理ある。
だが、それはあくまで彼女側に立つからこそ言えたことだ。
彼女からすれば、全員がそうしてきている。
彼等は立とうともしていない。どういう心境でそういう行動を取り続けたか考えてもいない。
人に指摘されなければ気付くこともないだろう。
いや、彼等のことだから指摘されたとしても受け入れようとはしない、か。
彼等自身、『悪いことは何一つしていない』と思っているようだったからね。
あのやり取りが全てを語っている。わかるだろう?」←158~166ページ参照
ロキ「うちには真似できん!
もう無理!吐く!!げえええ」嘔吐
吐きたくなる気持ちはわかるんだが場所を選んではもらえないだろうか?;←執務室
リヴェリア「気持ちはわかるが書類にはかけるなよ?」顔顰め
ロキ「ママひどい~;」
リヴェリア「誰がママだ」怒