第91章 轉儛(てんぶ)
ケイト「生きているから、と言われた
いじめてる理由に…
期待するだけ無駄だと知った^^
それでいい…十分だ」微笑
そんな悲しい台詞を、3か月前…
ロキ・ファミリアに入って1か月も経たない内に教えられた
エース、ワンピース
藤岡ハルヒ、桜蘭高校ホスト部
それと同じ魂らしい…
人間の体を魂として例えると
下垂体を除く全てを差し出して0にしている状態を指す
大きさとしては
小指1本の先端、第一関節までの部分のみ
心臓も肺も脳も全部無になり、その後で新たに再生している
上記を繰り返し続けることが、実在化と呼ぶ
なお、その際…二度と同じものは決して得られることは無く、どんな方法を使おうとも決して元には戻らない
限りなく近付けることは出来るが…それでも限界は生じるという……
ケイト『癌へ抱くのは)…』
憎しみ
憎悪
憤怒
それを除いて何も感じられなくなり
ケイト『うわああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっ
お母さん
おかあざんっ
お゛があ゛ざん゛っっ(鼻水が垂れるほど咽び泣く)
なんで…
仇なのに
正しいなんてっ
仇を
生かす選択が
実在化する選択が
正しい訳なんて無いのにっっ
お母さんの想いは間違ってないのに
それなのに…
私が居なかったら……』ぽつり←最後のみ消え入りそうな声で呟く
原初の始祖神初代『そうしたら皆消えてたよ!!!』
ケイト『それでも……
それでも…
なんで……
消えて欲しいだなんて
思うことは出来ても……
願うことも、叶えることも
出来ないんだよっっっっ』滂沱
初代『ごめんね――』
ケイト『そっちじゃない
悪いのは!
その優しさを
利用している方だ!!
そっちじゃない…
初代じゃないよおっ!』わなわなひっく
創世神の親の記憶を継いだ時から…
わかっていた
こうなることは――
ケイト『それでも…
生きて欲しいと
死んで欲しくないと
消えて欲しくないと
なんで思っちまうんだよ――っっ
全てを消した張本人なのに―――!!!!!!』
初代『あなたには……
この歴史は重過ぎたみたい…
ごめんね……
綺麗よ』
ケイト『………
っ←歯噛み
肛門に中出しレイプされても?』えっぐひっく