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Unlimited【ダンまち】

第91章 轉儛(てんぶ)





ロキ「ま~…今が幸せやったらええやんか、なあ?」目を擦り擦り←起き立てほやほや

ティオナ「そりゃそうだけどさ~」ぶす~っ←口を尖らせる(不満気)


ティオネ「あんたは何だってそんな不満気なのよ」じと目

ティオナ「え~…
だって…

なんか、負けた気分になるんだもん

悔しくってさ」ぽつり

私じゃあんな顔させられなかったもの…
そう言葉を続けるティオナに、ロキはにたりと笑って言い切った


ロキ「ははあん
ティオナ、それ嫉妬やで」

ティオナ「え?嫉妬?」
『うんうん』二度頷

ティオナ「え…!?
そうだったの!!?」瞠目

ティオネ「あんた気付いてないの?;」
ティオナ「え!?
いや、だってさあ…あれ?何で?;」

フィン「それだけ大事だったということさ」肩すくめ苦笑

リヴェリア「ああ…
お前がそうしてやりたかった、という欲の現われだろう」

ガレス「それを横から掻っ攫われたという訳か」ふっ

ティオナ「あーそっかあ!
アイズに私がしたかったことを、ケイトがしちゃったからか…

わかった!ありがとう!!」手を挙げて礼を言い、2人の元へ走って行く


ロキ「やれやれ…進んでんのか後退してんのかわからんなあ」

フィン「ふふっ…まあ、喜ばしい成長をしている、とは思うよ?」微笑

リヴェリア「違いない」ふふっ←瞑目し笑う

ガレス「まあ…のお」顎を撫でつつ微笑

ティオネ「私達はいつだって進んでいっていますもんね!//(微笑)
団長^^//♪」ぎゅっ!←左腕に抱き着く

フィン「あ、あはははは^^//;(参ったなあ」
熱を上げるティオネに苦笑を返すばかりだった


アリアは食べられた
肉体は

そして…霊体を魂ごと命を切り離すことで奪えなくし
それと共に、命を対価として死ぬことで、霊体と魂はアイズの魔法の中にある、血胤(けついん)へと引きずり込まれていった


速度を緩めなかったことで
更に加速する黒竜を避けることは出来なかった

しかし…それを含めての計画……


アリアは自ら肉体を手放すことで、命も魔法も何の力も宿さないただの抜け殻と化させ、精霊でも何でもないただの身体とし、
黒竜に、回復も強化もさせず、先に喰われたアルバートに寄り添った←4874ページ参照

命と全ての力を込めた一撃の後に絶命し、
怒りに我を忘れた黒竜に喰われた、愛しい人へ――


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