第91章 轉儛(てんぶ)
7月18日(冒険者116日目)
朝
三途の川、中腹にある中州、キャンプ地にて―――
ケイト「?なんか地上が騒がしいねえ」
フィン「アルバートが君だとわかって大騒ぎしてるんだろう;(嘆息)
もう少し情報を軽率にばらすのでは無く、計画的にさ;」
ケイト「無理でしょ
私もフィンも忘れてたんだもの
出来る限りは気を付けるけれども、こればっかりは無理;
ごめん;」深々お辞儀
フィン「ンー…不慮の事故、と言った所かな?
今回のやり取りも恐らく既に載っていることだろうし)
…‥
やれやれ^^;」
言葉を呑み込んで、謝罪を受け入れることにした
その日――アルバートは、ケイトの分体の転生体であることが地上全体に知られることとなった―――