第90章 未来への展望
ケイト「ありがとう…ずっと守り続けてくれて」
アリア「ええ
だって約束したもの――
それに――信じていたもの」
ケイト「?」
アリア「必ず会えるって――」微笑
ケイト「瞠目)!
ふっ(微笑)
ああ!^^//(力強く頷く)
これで――やっと取り戻せたな」微笑←安堵したように、心底嬉しそうに目を細める
アリア「ええ…
でも…貴方も、これから取り戻さないと」
ケイト「え?」首を傾げる
アリア「ふふふっ^^//
貴方も――魂としての、霊体としての、『命と自我と記憶』を対価としているでしょう?
転用できるんじゃない?
自由と時間までは無理かもしれないけれど…」
ケイト「…‥‥……
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」頭抱え
アリア以外『今気付いたの!!!!!!!!?;』ガーン!!!!!!!!
アリア「もお(くすくす)
貴方ったら…
どんな時も人を優先してばっかりなんだから^^//
ふふふっ」
笑いが堪え切れず、止められずにいる中…
ケイトにもやろう今やろう是非やろうとばかりに皆から挙って
アリアの魂の『7割以上もの欠け』を治療する為に創られた、『医療用ポッド』に叩き込まれた
ケイト「待ってくれ心の準備がああああああああ;」ばんっ!←ポッドの中からガラス面を叩く
『黙れ馬鹿!!!!&黙って治療を受けなさい!!!!』
アルバートの時も、ケイトの時も…
自分の意思を待たずして、周囲から勝手に決定されて行く――
そんなこと(所)は、どこまでも同じであったとか―――(くす)
そんな所まで似なくてもいいのに――とは、原初の始祖神の談である(ふふふっ^^)←それに対して僕は腕組みし、満面の笑みで見守っている(原初の滅神も、それを見ていた原初の神々も)
医療用ポッドは円筒状の容器になっており、決して外に流れ出ない水で満たされている
魂の不足分を、元あった部分を基にして修復していくものであり、対価として渡した分は無理でも
新たに欠けた部分を異なるものとして制作し、被せることで補うことが出来るのだという――
つまり義手や義足みたいなものかな?人体で例えると…
完璧に同じもの(元あったもの)という訳では無いのだが…きちんと補うこと自体は出来るとの弁だ――
