第90章 未来への展望
アルバート『悪くないさ!!!(がばっ!!)←弾かれるように跳ね起きて力こぶを作る
お前が居れば何でも治るからな!!!!!』
ばっ!!!!
打って変わってアイズを両脇から持ち上げて高い高いをして一回転する
アイズ『えへへ^^//
よかったあ^^//』にこにこ
アルバート『アイズ可愛いアイズ可愛いアイズ可愛いアイズ可愛いいいイイイイイ!!!!!×∞)』
降ろした直後に、顔を手で覆い心の中で大絶叫する中…
セルディア『さあ行くわよ』ガシッ!!!!
アルバート『待ってくれ!まだ至福のタイムがああああああああああああああああああ!!!!!』アイズに手を差し伸べる
セルディア『黙りなさい!そういうのは後!!』怒りマーク∞
アイズ『いってらっしゃーい』手を振る
襟首を掴んで引きずられて行く中
アイズは手を振ってアリアと一緒に仲良く留守番してくれたんだ」
ティオナ「その時は笑ってお別れできたんだ
アイズ「頷)うん…
3日も家に居てくれたから(微笑)
それに…‥」
『?』
アイズ「怒らせると怖い」真剣&黒
『…‥;』たらーり
セルディアは怒らせると怖い、そう僕達にまで刻まれた
いや…怒ったら誰でも怖いだろう
とはならなかった;
他にも熱を出した際…
アリア「ちょっと待ってアルバート!
それは!!」手を差し伸べる
アルバート「止めるな!アリア!!
今行く!!」だっ!!
孫の手よおおおおおおおお―――!!!!!!!!
『アリア(フィンの魂の分体)』の声無き叫びに、反応が返されることは無かった
そして――『アルバート(ケイトの魂の分体)』は戦地へ赴いた
アルバート「待たせたな」
ざっ
『アルバート!!』ぱあっ!!
『!!!!!!!!!!!!?;』愕然
走って駆けて来たその声に、誰もが目を輝かせた
死地からの脱出という確定された未来を見て――
しかし…手に持った武器を目にし、一同が挙って反応を固まらせた
孫の手を見た皆が、誰もツッコめずにいる中
アルバート「うおおおおおおおお!!!!」
ざんっ!!!!
そのまま斬り掛かり、敵ごと地形を真っ二つにする最中
アルバート「何だ、これ…
切れ味が悪いな」
粉々に手の中で砕け散るそれに表情を歪め
アルバート「短剣を使うしか無い!」
そう胸元から取り出したのは…
しゃもじ