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Unlimited【ダンまち】

第90章 未来への展望





『…‥…』言わぬが花という顔で頷く


ケイト「イヤイヤ期がすごかった  

ものすんごい凄かった
ものすんごい凄かった」
『2回も言うほどなのか…;』

ケイト「別れ際泣きまくり必死に引っ付こうとされた


1003年前

当時4歳児

アルバート『今でこそ英雄時代と呼ばれているが、200年しかない
オラリオは出来て200年しか続いていない←4243,4244ページ参照
まだ不安定なんだ
わかってくれ』

アイズ『私とダンジョンとどっちが大事なの!!!?』滂沱

黙ったまま前に移動し、ひざまずいて目線を合わせて肩を掴んで語り掛ける


アルバート『両方大事だ
お前達が大事だから、ダンジョンに行くんだ
ダンジョンがもし自由に解放されてしまったら
お前達が危険にさらされることになる

お前達を…皆を守る為に
再び冥府にさせない為に
俺は行くんだ

そりゃあ出来るなら
ずっとお前達と居たい
過ごしていたいよ』

アイズ『だったら!!!』
アルバート『でも…そうする訳にはいかないんだ

戦えるのは…俺しか』
セルディア『アルバート!!早く!!

もう持たない!!!!!』


アルバート『だから…
わかってくれアイズ←苦しそうに笑い掛けて頭を撫でて

…………
ごめん!!』

だっ!!
背を向けて走り出すアルバート…

その背に向けて…‥


アイズ『……………(わなわな)

←瞑目し、大きく息を吸って声を張り上げた
馬鹿!!
すけこまし!!
人でなし!!
薄情者!!
(私を置いていくお父さんなんて…)
だいっきらい!!(涙)

わああああああああああああああああああ!!!!!』アリアに縋り付いて大号泣


その後…3日寝込んでいた
アルバート『だいきらい
だいきらい
だいきらい
だいきらい)
‥……』しくしくしくしくしくしくしくしく

セルディア『いつまで寝込んでるのよ!!!!!;』ばあんっ!!!←扉を荒々しく開ける

頭まで毛布にくるまって咽び泣き続けていた…;


セルディア『オーバーなんだから;』はああっ
アリア『まあまあ^^;落ち着いて』
セルディア『戦局に大きく支障が出てるのよ!!!!!;
落ち着いていられますか!!!』

たっ←横をアイズがベッドへ駆けて行く
アリア『あ!アイズ』

アイズ『…‥…

大丈夫?
具合、悪いの?』毛布に顔を入れ覗き込む


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