
第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)

要約すると…
「主犯格の癌」は魂の前世において、『全て』に「悪事をさせる呪い=癌化」を掛けた上で、同じ「創世神の親殺しの罪」を起点に在り続けるように施していた
しかし、癌化を無力化する力を有している『原初の神々(次期も込み)』のみには効力を示さずにいた
それに伴い、「癌」と「隠れ癌」を消滅させないと、この世及び世界全体への「癌化」で穢されたことで起こった「ひび割れや歪みや澱み」を消せないように、「人為的に」させられていた
「主犯格の癌」がそれも見越した上で消える間際に実行に移していた
この時点で「腐り果てた内面」を察して欲しいということか…なるほどね←顎に手を当て、納得して頷く
『最初に言え!!!!!!!!!!!!!!!』
ケイト『認めたくなかったら受け入れられんのよ!!!;
って言うか最初っからわかってたら避けられるのかよ!!!!?
そうでもねえだろうが!!;
って言うか受け止められる限度も許容量も超え過ぎて無理に決まってんだろうがああああああああ!!!!!!!!!!!!
こんなん説明も状況把握も多過ぎていっぺんに出来るかあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!@@』頭抱え
もっと言うと…
この世でもやらかした行動が…
人類に対しての「悪行をさせる呪い=癌化」及び「5000年毎に訪れる滅び」もまた、「創世神の親殺しの罪」を起点に掛け続けた上に…
『原初の精霊』が『自ら人柱となって地下に神殿諸共封印されて動けず何も出来ない状態になり自由と時間を対価とすること』で、本来ならば「この世に存在するのが悪行のみとする呪い」と「1000年毎に訪れる滅び」となるはずだった所を激減させてくれたこと――
その『原初の精霊』に対して「呪い化」で返す(「悪事を悪事とも思わず為せば為す程」加速する仇返しを続ける上で何事もなかったかのようにげらげら笑って過ごす)有り様だからね…(遠い目&冷や汗)
テロップ『『事実』です!!!!!!!!!!!!!!!!!
『比類なき現実』!!!!!!!!!!!!!!!!!』
なお
「準癌」は『罪(創世神の親殺し)を犯していない人』のみ消滅からは除外される
「呪い」の「起点(罪持ち)」とされていない為
つまり
「癌の世界」と化して全てが消滅するのが、「呪い化」の限界を超えて『原初の精霊』の封印が解かれた時、という訳だ――
