第88章 神聖たる導き
その後…その日の朝の内に復興もほぼほぼ終えて、皆が皆生活も歩めるようになったその折
皆の思う神国の名、それを皆に聞いた所…
神国ケイトで満場一致となった
が…
ケイト一人のみが猛反対した
昼3時領主邸にて報告した所机に向かって一言←2407ページ参照
ケイト「嫌だ!ヤダよそんな痛いやつ!!」
涙目で半泣きになりながら必死に否定する中
フィン「ンー
いいかい?
初代大統領のワシントン、アメリカ合衆国の首都が彼の名だろう?
神都コクーンは首都の名前として決まっている以上、神国の名もしっかりと決めないといけないんだ
逆転の発想で考えてもみてくれ
ケイトしかない!!
ケイト「ならフィンにしてよーー!!
その名なら一生推すよおおおおお!!!」ギャン泣き
フィン以外『だめ』
フィン「やめてくれ…頼むからさ;」額押さえ苦笑
ケイト「だったらやめてよおおおおお!!!」びええええん!!!
フィン「……マシな名前を考えついたらね^^;」
ケイト「絶対考える!!
考えるから待って!!!
シグマ!どうだ!
✕←光で返事、以下同様
クゥー!
✕
ジェイド
✕
シン
✕
流尾
✕
う〜ん…」頭抱え込む
フィン「先は長そうだね」
リヴェリア「考え付いたら教えてくれ」
バタン←扉を閉められる
ケイト「そうだ!
神国ウレイオスならどうだ!!(キラーン!!)←勢いよく始祖神を見る
✕(ずごっすう!!!)←等頭大の✕型の岩がケイトの頭上に降ってきた(潰された)
ぴー(*T^T)」しくしくしくしく
テロップ『孤立無援の窮地に立たされていた!!!』
ケイト「なにかいい名前はないかああああああ!!」
テロップ『誰もケイト以外の名を言うことはありませんでしたとさ』
ケイト「やだあああああああああああ!!!」机に突っ伏して咽び泣く
その夜
9時
ケイト「創世神ウルミエルとして
光(神々)の王
全ての祖にして全ての母体
……ルミエル」ぽつり
神国ルミエル
神都コクーン
聖都オルガノ
精霊の都アルルゥーチェ
火の都オリンピア
竜の都竜生街
その名が…完成した時だった
ウルとは王、ルミエルとは光
ということで考え付いたのだが
いいんじゃないか
と賛成の声が上がり、やっとこさ終止符を打った
悩んだ時間…
計6時間
もう夜も更けていた