第15章 人造迷宮
ケイト「この十字架には心を浄化する作用もあるのかもしれない。
あの人達に染まらなかったのはきっと…護ろうとしてくれた、この十字架に宿る想いのお陰だよ」
フィン「くす)…ああ、そうだね」
違いないと、その言葉に頷いた。
ケイト「えっと…つまりを言うと…
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのお父さんがヘレイオスなんだよね?」
フィン「いや…祖父が56回ほど続いた後の父親がアルルェーチェ、ヘレイオスだね。
で、彼の父親がペルセウス、祖父がゼウスという感じで」
ケイト「わかった!
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのごふぅーっ!」
『!!?;』
ケイト「げほっごふっ
けひぃーけひぃーけひぃー」
フィン「大丈夫か!?;」
ティオネ「何やってんのよ馬鹿!!;」
ケイト「途中、から…息が、できなく…ぜひー」
フィン「…脅かさないでくれ^^;」ほっ←心配になった人
安堵の息をつく周囲の中、私の息が段々と弱っていることに気付いた。
ケイト「はあ…はあ……」
フィン「まずいな…顔色が悪い)
ケイト、ハイ・ポーションを飲んでくれ」
ケイト「ダメだよそんな。もったいn
フィン「飲め!!!!!」
低い声で凄むように叫んだ。
ただ…飲まさないと一生後悔する気がしたから、つい…大声で言ってしまった。
ケイト「きゃいん」ぷるぷる←ケイトは怯えている
フィン「…済まない。心配で堪らなかったんだ;」なでなで←フィンは思わず謝罪しながら頭を優しく撫でた
一応飲んだものの、怯えたような表情を浮かべて後ずさっていた。