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Unlimited【ダンまち】

第88章 神聖たる導き





男前が過ぎる…;

そう絶句する僕等をよそに、覚悟を既に決めているようだった



「原罪」

それとは…「最初に生まれた罪」
「創世神の親を殺し、1000垓もの全ての魂を殺し、創世神以外の全てを消滅させ、全てを手に掛けて死に追いやった罪」


だから……

繰り返させちゃいけない



それに「加担した者(隠れ癌)」も…「同罪(癌)」だ



だから………



ケイト(原初の始祖神憑依)『私が…私の世代の内に、全てを終わらせる

二度と、繰り返させたりはしない!!

私達の世代で、全てを終わらせる!!
癌という理を!!!世代を!!


ごめんね…

私だけで全て片を付けたかったんだけれど
(ケイトが自我を出す)馬鹿

ひとりで抱え込もうとすんな
たったひとりで一兆五千億年も頑張ってきたんだろ
俺にも背負わせろ

どっちにしろ、そいつが実在化するには…俺が必要なんだからよ

どの道同じことだ…
俺が原初の始祖神として完成したということは、遠くない先であいつが主犯格の癌として完成することを意味する
それが実在化出来るのはこの世しかねえ
そして…この世に生まれるということは、この世の全てを死に追いやること、世界ごと消滅に追いやることを意味する

『『全ての隠れ癌が、癌として目覚めてしまう(癌に加担する)から(真剣』』←両の目が発光する


………(ふっ)←光が消える

だから……いずれにせよ、俺が生まれなければ全て終わっていたんだ
あの時に――主犯格の癌が、完成してしまった時点で


だから………

『『ひとりで背負い込むな(真剣』』


…‥‥わかってんじゃねえか』微笑

原初の始祖神『……

ふふふっ(微笑)
ありがとう^^』


ケイト『罪には裁きが必要だ
そうでなくては…罪を持ち越してしまっては……死に直結してしまう

学ばない(同じ罪を繰り返す)から』

原初の始祖神『お仕置きよ!♪』


ケイト『それが……ケジメとなり、同じ罪を繰り返さない為の楔(戒め)となるから』

原初の始祖神『自らだけではなく、全てを殺す闇となり、癌となる
破るのは勝手にしたらいいけれど…限度を弁えないと自壊するということを忘れないでね』

ケイト『お前の頑張りを…創世神の親の想いを、無駄にはさせない
どんなに――――全ての記憶も自我も、命も…全てが尽き果てようとも』真剣


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