第88章 神聖たる導き
『愛』は、全てを昇華する
そう実しやかに、未来に置けるまで永く永く語り継がれることになる…
そんな一幕だった
神国神話におけるビックイベントとして、有名なもの(一大話(いちだいばなし))だった――
そんなこんなで…ケイトの『神榮斬』とぶつけ合った所、見事相殺し合ったらしい
やはり同格の存在(原初の神々)同士だと相殺し合う構図となるようだ
属性の不利有利に関わらず
新たな発見を前にして…ようやっと、観光へと勤しむこととなった
(想い(中身、心)が)通じ合えるって、いいね…――
そう微笑と共にケイトが零したのは……
やっと重荷(実在化の真実、リヨンへの想いと全て)を打ち明けたことへの開放感からかもしれない――