第87章 神化(しんか)
と…済まない
ケイトからようやっと独白を受けた
殺された現状も、ちゃんと伝えられた
そして…全ての世界に伝達された所だ
ケイト「汚した手は、二度と元には戻らない――だからこそ、どう在ろうとするかが大事なんだ…だから肝になるんじゃねえか…どう起こすかを――!!
死んだ人が蘇らないように、傷付いたものが傷付かなかった時に戻らないように…
どんなことをしても、もう二度と元には戻らない…
だからこそ……負わなければならない…その罪も、罰も、責任も……死んだ後に、纏めて受けなければならない
「癌」は、消滅という形で――
それが…理だから―――粗末に扱っていいものなんて一つも無い!!」真剣
その考えも全て伝えた後……アスフィは静かに涙した
ケイトは我関せず、ついてくれている蛇の無い『玄武』の名を『シン』と決めて呼んでいた
『信』を司る神のように見えたから…と
玄武も気に入ったようだ
そして……始祖神も、鬼神乱舞(ワールドトリガー)でのヴォルフ(純白狼)になって……
テロップ『なかまになりたそうに こちらをみている!!』キラーン!!
ケイト「拒否で」ふいっ←背を向ける
始祖神「ガーン!!!!!!!!!!!)・・←影まで真っ白になる
きゅううううううううううううううううううううう;;;」がくがくぶるぶる&だばああああああああ滝涙
ウィービングに玄武を入れると、左手の甲と前腕部を覆うように浮いて、自動で守ってくれる亀甲盾となった
で…
すっかり肩を落として憔悴し切っている狼の姿をした始祖神にも……
おいでおいで←ケイトが手招きする
始祖神「ぱああああああああ!!!!!!)」キラキラキラキラ
一瞬で尻尾が持ち上がり震え渦潮が急に何も無い場所から無限に湧き出てきた後…←嬉しかったんだもの!!!(ふんっ!ふんっ!!)←始祖神曰く
ジャンプ一番ウィービングと一緒に溶け込んで、皆を一つの形へと纏め上げた
全てで一体(水神)という、新たな形に――
と、言っても…見た目は何も変わっていない
蒼炎が一番の技であることも……
だが……そこ(技)を変えた
魂と同じ…火を中心とし、水を火を除く全体とした
それによって…魂と全く同じ状態となり、最も力を発揮出来る状態となった
そして――『神榮斬(しんえいざん)』という新たな技が出た