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Unlimited【ダンまち】

第87章 神化(しんか)





『剪定者』は、その役割上、「癌」を最も嫌悪する
『寿命を与えるもの』とは、「真逆の存在」だから

だから……いぶり出すことが出来る……


『寿命を与え伸ばす存在』に対して、煙に巻かれた時のように「嫌悪して離れていく」か、それとも『好意を抱いて親しむ』か

それとも……「好意を抱いてくれているからと大事にしようとする良心を逆手に取って利用し、潰れるまで頼ろうとする」か



『「「癌」に対して好意を抱く存在=隠れ癌」を丸ごと嫌う』なんて行為は、『当然の免疫反応』とも言える――『身を守ることにも繋がる』から―――



そして……「癌と隠れ癌」は、早い内に死なせないと、次から次へと「被害(死)」が拡がる一方だから…「魂の死(癌化)」も込みで



「癌」は、「洗脳と毒」を及ぼし「癌」にする
『原初の神々』は、「癌」の及ぼす「洗脳と毒」を無効化する

「洗脳と毒」の無効化、その内
「洗脳」とは、どれだけ大事にされなくとも「いい人と思い込ませること」
「毒」とは、「植え付けた「善人像という洗脳(癌化)」を植え付けられた本人の周囲(周りの人達)に至るまで流布し蔓延化させること」

どれだけいい人でも、そう見えても、やっていいことと悪いことがある
弁えろ、限度を、人としての領分を

弁えなくなった時点で「癌」となる、「「癌」と同じ行為を取り加担する存在」=「隠れ癌」となってしまうから



「癌」を悪と定義付けない限り、「魂の消滅(癌化)」からは免れない



だが…それを馬鹿正直に、懇切丁寧に説明した所で…
必ず消滅すると結果が既に見えている件に加え、脅迫だ恫喝だと喚かれる落ち

どれだけ注意しようとも、周りがどれだけ言っても気にしない
寧ろ、言ってきた周りを加害者扱いする始末

このままだと危険だといくら伝えようとも、自分善がりに、自分にいいように勝手に歪めて、自分が加害者だと認めたくないばかりに、逆に傷付けてくる有り様


そんな態度を取り続けていれば、人が離れていくのも必然(避けられない)だろうに…逆に被害者ぶる
始末に終えない

正当化して暴走を繰り返し続けるばかりか、大事に想うが故の叱責や注意も、その汚れ役に伴う心痛も…助けたい想いも…何も見ようとすらもしない



だからこその古からの公約なのだ――「癌」を決して助けてはならないと←4776ページ参照


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