第87章 神化(しんか)
ケイト「私(ケイト)にとっても…俺(魂)にとっても…
一番の宝物は、お前だ(微笑)
フィンに勝る宝物は無い
それが誇りでもあり、寄る辺でもあり、自信でもあるのは…私も同じだよ^^//」涙
フィン「ああ――僕もだ^^//」涙
『愛してる』
どちらからともなく、唇を重ね合わせていた
やる(原初の始祖神として膜内に閉じ込められる)
居る(原初の滅神として膜の傍にずっと居る、離れない)
その方向性が…ひとつの形として纏まった
綺麗に…
ひとつという、愛という形で――――――
ケイト「大好き」ぼろぼろ←飛び付いて抱き着く
フィン「僕もだ」ぎゅううっ!!
涙を止め処なく双眸から流し続けるケイトの背に腕を回し、僕もまた自然と涙が零れ落ちながらも決して絶えず離さずにいた
好きで好きで堪らない…そんな一途な想いを―――共に噛み締め合いながら
時を動かしてからは、何事も無かったかのようにラーニェと祭りの屋台巡りを堪能している
ケイト「糸を織物にしたら防具にもなるね」
ごおん!!ゲンコツ
ラーニェ「売り物にするな
ケイト「ごめんなさい;
ラーニェ「どうしても付けるのなら…お前だけにしろ//」ごにょごにょ
ケイト「わかった^^
じゃあミサンガにして一緒に着けよ?
ラーニェ「ぼおんっ!!!!!)//////」蒸気爆発
ケイト「…嫌?
ふるふるふるふる!!!!×∞
ケイト「じゃ、やろっか
こく!!!
ケイト「一緒に
ラーニェ「!!!?///////」
随分楽しそうだね…(ずもももももももも)
別の意味合いで闇が出そうになっていた
『嫉妬』きゃっきゃっ><♪←精霊がプラカードを持って遊んでいる
ラーニェとそのまま修行と称して軽くぶつかり合っていた
その時ケイトが出した技は…
蒼天(そうてん)
青空に全身を包まれたと認識させる程に四方一帯を蒼炎で包み込む技
温かな浄化技として…優しく辺り一帯を包み込んでくれた
それは――後に、聖夜の奇跡として語り継がれることとなる
神国神話にて、伝説の神聖な一夜として載ることになる
後に…苗木であった世界樹は、後の災厄カタストロフィを乗り越え全てを守り抜いた名立たる英雄となる
同時に…そのきっかけとなった創世神ケイトの名も揺るがぬ知名度と地位を示していた←3589ページ参照