第87章 神化(しんか)
ケイト「ありがとうございます」
ラーファル王「…これ以上は過分だと言うのだな?」
ケイト「はい」
ラーファル王「…これ以上渡せば、不服だと言うのだな?」
ケイト「…はい」
真剣な表情で二度続けて頷いた
それにラーファル王は…
わかった、と渋々といった様子で引き下がった
本気で良好の関係を結びたいのだと、伝わってきた
深く感謝した。と同時に述べた。
もう言いっこなしだと、お互いにな、と話が纏まった…
こうして…一宿一飯の恩義に賜ることになった
像の件は…飲むことにした
また改めて式を上げるとも伝えた
リヴェリアと私だけの式で、はっきりと伝えたいと
感謝を、謝意を、懇意にしたいことも…
死にたい気持ちを払拭してくれた感謝を
共に生きたいと願わせてくれた想いを
愛を与え、自然と与え合える喜びを
常々ヒシヒシと感じているこの想い(大好きだという気持ち)を――――
愛していると――――――
そう…涙を浮かべながら、笑みが自然と浮かびながらも、リヴェリアへの想いを、『そんなリヴェリアを育て、大事に守り続けてくれたラーファル王への感謝』を、伝える中……
ロキ「よっしゃ!!それやったらうちの分もありやな!!!
計画書作るでえええええ!!!」拳を高く掲げて号令をかける
『わあああああああああああああああ!!!!!!』
ケイト「え」寝耳に水
一人一人に時間を作って結婚式を挙げて身内の礼も参列させて
と和気あいあいと新婚旅行後の日程が決まっていっていた
本人(私)の意志は全て先送りにして―――――
いや、まあ…合わせるんだけどもね?;
合わせるんだけども…ね;(たらーり)
ね………?;(ぐすん)←誰か何か言って欲しいという意(懇願)
テロップ『お疲れ様』ぽんっ←肩に手を置く
結論:ケイトに選択権(自由)は無い!!!
うん…まあ、本人達が幸せなら、それでいいんだ…
うん;
テロップ『必死に言い聞かせている!!!』
ラーファル王「………;
心中お察しする;」
ケイト「ありがとうございます;」ぐすん
リヴェリア「……;
一体いつ休むんだ?;」
ケイト「いつなんだあああああああああああああああああああああああああ;;
わあああああああああああああああん;」慟哭
テロップ『休み無し!!』キラン!!!