第87章 神化(しんか)
7月3日――新たなる伝説が、刻まれていた!!!
ウィービング
ファランクス
宝珠の杖
神格はあれども、目覚めども、神字無くして本来の力発揮せず…
肝心の同じ域に達するには、神字が必要だと理解したのが…
神字を伴わない神格を合一化させて生み出した神器を、フィンのとぶつかり合わせた時だったという――
で…散々付き合わされて……
ケイト「あの…大丈夫?フィン;」←やっとおろしてもらえた
フィン「あ……ああ…平気だ」ぜえっぜえっ
テロップ『息絶え絶え!!』
ケイト「息絶え絶えじゃん!;休んでよ」
フィン「いや…だが
ティオナ「次は私ね!」
ティオネ「私よ!!」
アイシャ「私だ!!まだまだやめんぞ!!」
椿「手前も負けてはおらんぞ!!!」
ケイト「………;」たらーり硬直唖然
ガレス「あー…許してやってくれ(嘆息)
何でも…リヴェリアとケイトを駆り出される訳にはいかんと言い張って聞かんのじゃ;
男を見せとるのだから…そっと背を押してやってくれ」やれやれ溜息瞑目
ケイト「わかった!
頑張れ!フィン!!応援してる!!」真剣←ガッツポーズ
フィン「ははは、ありがとう^^;」←必死に回復中
2人きりの時間を邪魔する訳にはいかないと必死だったのだとか…
ケイト「あれ?
そんな無茶しなくっても修業空間で呼び出せばよくない?」顎に手を当て考え込む←クリエイト・修業空間を想像し伝達←1190ページ参照
『……あ』寝耳に水
フィン「何で…何で…(がくっ)←跪き
気付けなかったんだああああああ!!!!←地面に手を付き
わああああああああああああああ!!!!!!」絶叫
ケイト「お…お疲れ様?;」
アイズ「フィン…」
『ドンマイ!!!』
フィン「はあああああっ;」深々嘆息
肩を落として項垂れるフィンに、私は思いっ切り抱き締めて感謝を返した
リヴェリアもフィンに感謝していた
私達の為に頑張ったことに変わりないと
リヴェリア「せめてもの詫びだ。遠慮なく受け取れ」
そう言ってフィンに杖の宝珠を渡して回復させていた
その後、是非とも泊まって欲しいと希望を受け
ケイト「いや…流石に泊まっていく訳には
リヴェリア「泊まれ。私の実家だ。
無理とは言わさんぞ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ腕組み黒睨
ケイト「委細承知致しました」お辞儀
リヴェリア「よし」頷