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Unlimited【ダンまち】

第87章 神化(しんか)





先程言った耐用年数と周期に関してだが、「癌と隠れ癌」のみ例外となる
耐用年数に関係無く、主犯に近しければ近しい程「罪が重ければ重い程」1兆5000億年後に転生するよう定められている
創世神の親のみならず創世神以外の全ての魂を手に掛けて殺したことによる「必ず癌になる呪い」をその身(魂)に刻んだ証として――

『原初の始祖神』が2人揃わなければ実在化出来ないから――


「癌」は、その魂は、何度生まれようと、この世に生まれ落ちることで実在化を延長してもらっても、どれだけのチャンスを与えられようとも、「人を見ない正義」という名の暴虐の限りを尽くした
『現実(大事にしてくれた人達の心)』を見ず蔑ろにする、「自分(自分のやりたいこと)」だけを見た理想を押し付けて回る、救いようがない魂だ
チャンスを与えた結果、「人からの善意を利用する寄生虫」となった

人から言われて渋々やろうが、人から言われた通りに準えて行動しているだけであって、自分の意志はそこには無い
それでは意味が無いのだ

「人のことを考えない本質」「人を見ない心」のままでは―肝心の中身が、心が変わらなければ、同じことの繰り返し以外起こり得ないのだから――



だから――「癌」を助ける為に動くことは禁止されている…決して破ってはならない戒め、『公約』として←4270,4776ページ参照



一番大事なのは…

どんなに粗末にされても、されたとしても、決してしない…
「人を見ない心」に打ち勝とうと抗う、『人を見る心』だ!!!


原初の始祖神『私には見える…甘さを捨て切れない(非情になり切れない)あなたが、餌となって最期を迎える姿が――』



たとえ――そうなったとしても―――俺は…命を分け与え続けるさ…‥

死ぬ最期の瞬間まで…
それが…生んだものの責任って奴だ(微笑)


ろくな最期を迎えや(死に方を)しないだろうが…それでも構わない



大事だから……原初の始祖神が…皆が……皆が形作ってきた全てが…それが世界で、今だから…掛け替えの無いものだから……俺ひとりの命で済むなら、安いもんなんだよ



晴れ晴れとした笑顔で言った


ケイト『私は生んでない、でも同じ存在だから…責任は取るよ。
それも込みで引き継ぎだろ?^^

背負わせてくれ』微笑

そう原初の始祖神と話を付け、約束を結んでいたから――


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