第87章 神化(しんか)
次期原初の神々以外は――
ガレス「わしらはどうする?」
アスフィ「そればかりは世界を回る中で探し出す外ないかと」
ノアール「どこに眠ってるかなんてわからないものね」
ブランシェ「そうそう」二度頷く
テロップ(フィアナ)『私はまだ見つけてすら…いません』ずうううん
ケイト「新婚旅行中に見つかるだろう
そんな気がする」
リヴェリア「お前が言うと洒落にならない;」ぼそり
うんうん←異口同音に皆一様に頷く
ケイト「リヴェリア、名前は決めた?
でも何でフィンはファランクス?」
フィン「ふふっ^^
槍による波状攻撃だからさ
更に一部を鎧にして加速させながら『高機動力』と『より高度な柔軟性』に長けている面を前面に押し出して一網打尽にするつもりだからね
それこそ…瞬く間に」黒にやり
『こわい』ぼそ
遠くを睨視し黒く表情を歪ませながら笑うそれは…不気味に恐かった
フィン「!?;」硬直←予想だにしない反応に驚愕している
リヴェリア「私はまだ名を付けられていない
『神格』が目覚めたのもつい先程だからな…
そうだな……
杖槍バッサイ、神霊グリーム、神格はドライガーとでも名付けようか
と、すると……
ふむ、決めた
宝珠の杖(ほうじゅのつえ)だ――」
杖槍バッサイ、神霊グリーム、神格ドライガー
前者2つは木、神格は火だ
バッサイがパルチザンという槍にもなる杖となり、周囲にグリームがツルのように右巻きに棍部分へ巻き付き、白虎が火の玉(緑色透明の水晶)となって杖槍の周囲に蓬莱の玉の枝の如くツルの端々に纏わり付いた
リヴェリアと合わせると、どこの国展の名画だと見紛うぐらいに美しかった
エルフ『きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!////』
見ていた市民とエルフ達が半狂乱になって叫んだ
ケイト「お前…なんって//
(ぞくぞくぅっ!!)
おっもしれええええ!!
戦おう!!やろう!!!」ちゃきっ!←微笑し構える
リヴェリア「ああ、望む所だ!」にや
そして始まる激闘……
だが…
僕の頭には、そんなことは微塵も入っては来なかった…‥
フィン「………恐い」ぽつり&ずうううん←ショックで時間停止を解いてるが気付いてない
ぽんっ
ガレス達の手が、やけに生暖かかったように感じた
