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Unlimited【ダンまち】

第86章 紡ぎ





~おまけ~

・泳ぎ…?


ケイト「す……すげぇ……」

テロップ『アイズは立ち泳ぎが出来るようになった!』

アイズ「ふんすっ!」

ケイト(これは……
泳げてると言っていいのか?
いやでも水を差すわけにも;)たらーり

アイズ「どう?//」キラキラ
ケイト「凄い!凄くよく出来てるよ!!」
アイズ「やった!//」キラキラぱああっ!!
ケイト(まさか…エアリエルをあんな風に使うとは……)

解説図

アイズ
エアリエル←渦?
深水8mプール


傍から見た結果…どこからどう見ても水を押しのけて中空を浮いているだけ

リヴェリア「…泳ぎではないだろう;」しかめっ面
フィン「あはははは^^;」
ガレス「何でもええわい」ふうっ


テロップ『アイズは『泳ぎ?』を身に付けた!!』

どっとはらい――



原初の神々としての意見
・この世は消すべき

ケイトとしての意見
・出来る限りのことはしたい

少しでも反動や負担を減らしたい
消える道を避けられないのは癌と同じだろうが、やれるだけのことはやりたい
たとえ不可能であっても……


死ぬほど大変だった…
頑張った


だが……



逆効果でした



ケイト「げふっ
こふっ

はあっ
はあっ……」

『また…』
ピクッ
『また…
同じ過ちを繰り返すのか』
ケイト「!」瞠目
わなわな震え
ギリッ!!

生かしたいと願って力を強めた結果
受けた反動と傷の深さのあまり、暗転とした意識の中に居た

その折…闇が静かに問い掛けて来た


気付けばすぐ傍らにいた


『……過ぎた愛は増長を招く
悪いのはそれを利用する方
その為に犠牲になる他者を見て見ぬ振りする精神よ
そんなものの為に犠牲になるつもりか?』
ケイト「違う、そんな…つもりは
そんなことになるとは
『思わない?
違う、思いたくないんだろう
信じていたいんだろう
そんな粗野で何が守れる?
現実を見ろよ』
その言葉を受けて振り返り、この世の実際の姿、癌が居ないにも拘らず増え続けてゆく癌化の闇と傷を見る

瞠目し、固まる
唇までもが震え、震えが増してゆく

『所詮、お前は道具に過ぎない
身の程を弁えろ
どんなに愛情を注いでも無駄なんだよ
愚か者が』
ケイト「うわあああああああああああああああああああああああああ!!!!」瞑目し、慟哭を上げながら頭を抱えて左右に振る


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