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Unlimited【ダンまち】

第86章 紡ぎ





マチ「?どうしたの?」

考え込むクロロを見て一同が動きを止める中…


ケイト「だって痛い痛いって言ってたんだもの;ほっとけないよおおおおおおおおおお;;;;(だあああああああ)←滝のように涙を流す

ほっといて自分が体が怨み辛みで削れて消えて行くのをただただ見送るだけなんて…(ぶわっ)
そんなのやだあああああああああああああ;;;;;;←地面に突っ伏しておいおい泣き叫ぶ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ;;;;;;;;」涙で足元の水たまりが大きくなっていく

拘束官「お前はどこののび太だよ;落ち着けっての;」
書記官「まあしょうがないよ、元がこうだもの;」お手上げ
マチ「感情移入し過ぎ」
審査官「でも可哀想だしねえ…
許してやったら?」
『やだ』

審査官「え~;
何で?;」
拘束官「また繰り返されたら困るだろうが;」
書記官「今回の場合は浄化が規定以上過ぎたから問題の発生源として呼び出された訳だし」
保定官「浄化もいいがやり過ぎは困る」頷
クロロ「禁則事項ではないにしろ、問題点をはっきりさせておかなければ…困ることになる」
『ご尤も』頷

書記官「ってことで…わかった?
世界を脅かさない範囲で浄化するように……

出来る?;なんかずっと泣いてるけど」
ケイト「出来るううううううううう;;やるううううううう;;;」ひっくひっく


余りの分は白の国で有効活用して欲しいと伝えたのだが……

多過ぎて濃過ぎて…人格破壊すら呼び起こす代物なので……

触れた悪人が一瞬で善人に、欲深な人間が聖人に、献身を積極的に行う人となったとさ☆

ケイト「ひいいいいいっ!!」

ムンクの叫びの如く、頬に手を当てて真っ青になっていた


修業の必要無し☆


しかし…自分の力で辿り着いた訳ではないので、一時凌ぎに過ぎないのだとか

そんな人は神界には入れません
『ぶーぶー!!』←入れなかった人達

拘束官「楽してなれると思うな
もし仮に楽して入れるようになれば、めちゃくちゃにされるのはお前らだぞ?
されたいか?」

『…ノー』真っ青震え上がる

清浄神「なら地道に頑張んなさい」

ぽんっ
再教育の判が押されていた


書記官「どうする?
細かく粉々に千切って活用する?」
保定官「それしかないだろ」頷


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