第85章 エラー
ケイト「無駄になんかさせない――
絶対に!!」
かつて、引き継ぐことを本気で辞めたがった
それでも…
ケイト「お前達は消させない!何があったとしても!!」
好意を抱く人達の為に、好意を持って接してくれる方々の為に、
創世神が遺したこと、遺そうと励み続ける想い、それらを始祖神を介してケイトは受け止め、決断した
守ると――継いでいくと
それが故の…あの覚醒だった
思い遣りを見、思い遣りに思い遣りという贈り物(献身)を返そうと懸命にする…ありのままの、変わらぬ、愛そうとする在り方のままで――
どの世界でも…どんな姿でも…君は、変わらず他者を慈しむことを選んだ
どんな時であっても…自分が危険で死にそうであっても、他者を重んじ、慮り続けた
贈り物には贈り物で返し、そんな余裕が無くとも出来る行為で返し、返そうとし続けた、守ろうとし続けた、よくしようとし続けた
フィン「愛しているよ…ずっとね」
ケイト「私もだ…
お前が泣いて嫌がっても…それごと愛してる^^」
フィン「…‥……そんな日が来るとでも?」
ケイト「はっはっはっ^^
…………来ないよね?;」不安になってきた
フィン「ンー……………」
ケイト「………………」
フィン「………………」
ケイト「何か答えてよおおおおおおおおおおお!!!!@@;」ふぎゃあああああ!!!;←不安爆発、両拳を挙げる
フィン「…ぷっ」口元を右手の甲で押さえる
ケイト「?;」ぐすん
フィン「ふふふふっ^^」くすくすくす
ケイト「答えろおおおおお;;」ぎゃぴいいい
フィン「ごめんごめん^^
愛しているよ、答えは変わらない^^」くっくっくっ
ケイト「なら即答してよおおお!!;」わあああん
フィン「いや…済まない;
想像しようとしたんだが…途中で邪魔が入って」ちらっ←滅神を見やる
びくぅっ!!←滅神が身を震わせる
ケイト「………(じとおおお)
何やったの?」ずいっ
滅神「………一杯一杯すりすりされまくる幻想を送りました」
フィン「夢心地だったよ^^//」うっとり
ケイト「違うでしょおおおおお!!!;
もっと他にあるだろう!!もっと他にい!!;」
フィン「例えばどんな?」
ケイト「キスとかハグとか一生してたいんだもの!!!」
フィン「よし、そうしようか^^」
ケイト「!!?////」ぼんっ!!
