第85章 エラー
その間、ケイトの結果データがまだ残っていたので、相性占いに殺到していたようです――
アイズ「次は私」メラメラ
フィン「いいや僕だ」
リヴェリア「私だどけ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
どんっ!←責任者が無言で3人の間に注意書きが書かれた立札を立てる
注意書き内容
↓
神器及び神霊によるぶつかり合いはご遠慮下さい。
相殺し兼ねます。壊れた場合は修理をお願いします。
『………;』
ぴたっ
フィン「……公平に、じゃんけんで行こうか;」
『賛成』
責任者「ふんっ!」腕組み鼻息
『お騒がせして済みませんでした;』お辞儀
立体映像型機械の値段が1.5倍の750億ヴァリスになってしまったのは、立体映像の見た目が派手で客の関心を引きやすいように徹底しプログラミングを組み込む行為を重ねに重ね、門外不出の技術、更に盗難防止悪用防止と機能が多岐に渡り付随しているのが大きい
差額となる250億ヴァリスを払うだけで立体のものと交換してくれ
客の順番待ちが多い為2つ目を買う場合、ご愛顧感謝割引として670億ヴァリスにしてくれる
店員『守護の術式は小さければ小さい程働きが強くなります、その為値段も高くなっているんです
神の力であっても何であっても壊れません、そこは確証を持って言えます
そういう商品として売り出しているので
液晶の場合だと、重要な部分を一か所に集めることで重大な故障や破壊を防いでいます
ですが液晶が大きい為、そこは守護の影響が働き辛くなってしまうんです
その為、液晶の修理というものが必要となります
と言ってもパネルの交換だけで済むので、修理もお安くなるようにと我々は努めております
冒険者に踏まれようと火山が噴火しようと無事です
その周辺にいるもの、例えば…
津波や災害の影響を受けません、避難所になります
国にとっての、なので…あるだけで人が集まる場になることは保証致します』
責任者『よし買おう!
だが金が金だけに用意が必要になる
時間が掛かる訳だが…いいだろうか?』
店員『勿論でございます
いつでもお待ちしております』深々お辞儀
責任者『うむ、ありがとう
いい取引が出来そうだ』
握手する二人
こういった経緯で購入し、2台目の購入を待ってもらっている状態なのだとか…
流石に神器による攻撃は想定外だった模様――;(液晶のみ壊れた)
