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Unlimited【ダンまち】

第84章 竜の巣





ティオナ「あれ…?」

ティオネ「どうしたの?ティオナ」
ティオナ「でも待って。

ベリアルが消しに来てなかった?」←3728~3730,3776~3780ページ参照

ケイト「ベリアルは原初の滅神様から権限と力を貰った上で来たの、力も託された上で。
消す力は原初の滅神様から頂いた上でこの世でのみ行使したってこと。原初の滅神様の『使徒』だからね、文字通り。
で、帰る力、縫い止める力は、自前で動いて下さったの。原初の滅神様からほんの少しの働きはあったみたいだけれど…;」

ティオナ「でも何で?ケイトを殺す必要ある?」
ケイト「私を殺すことで食い止める為だよ。
消す時に居ても立っても居られないだろうって…心遣い下さって…
巻き添えが万が一あってはならないから、って。

それだけだよ?
後は落としやすいように環境整備とか後処理とか諸々頑張ってくれてた感じ。
原初の滅神様もしっかり見てくれてたよ…

大丈夫か?大丈夫か?って…そう言えば原初の始祖神様も来てたよね」←3729ページ参照

リヴェリア「原初の神々揃い踏みだった気がするが…;どうにも;」

アスフィ「薄々勘付いてはいましたが…
かなりの修羅場だったかと;」ぞぞぞっ←真っ青

ケイト「本当に…ありがとうだね^^
本来なら、癌の世界になって消えるはずだったんだもの。この世界。

消えないように~って、あれこれ必死に試行錯誤して、動いてくれて、お陰でこの世界全部無事なんだもの^^
本当によかったよ!!癌のせいで残されるはずだった「穢れ」も「澱み」も随分と消えたもの!後は「歪み」だけ!!
「人を見ない心」!それによる「歪み」!すなわち「闇」!!それを、「墨汁」を、発生させないようにするだけ!!
(ぐっ!!)←両の拳を握り締めサムズアップ


それが一番難しいんだけど……;」たらーり

アイズ「気長に…やろう?」ぽんっ←肩の上に手を置く

アスフィ「一先ず議題は置いておいて…

話を整理しますね?
1:癌に染まった場合、それは二度と戻らない。原初の神々の力無しでは。神に至ったとしても自らの力では浄化不可能。
2:癌に染まらない心が肝心、それは癌に染まらないブレない強い意志、人を見る心。『「癌視点ばかりを大事にして他を蔑ろにする」といったことをしない行為』こそが肝心なのだと思われます」
『なるほど!』おお~!感嘆


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