第14章 遠征
ラウル「ケイトさん、あの時はお礼も言えずにすみませんでした!!(深々お辞儀)
助けてくれてありがとうございます!!」
ケイト「いや、気にしなくていいよ。やりたくてやっただけだし。
というか皆…元気ない?;」
ぎくっ!!
ケイト「58階層に行く前、回復魔法かけたのに効いてなかった?;」しゅんっ←落ち込んでいる
リーネ「そ、そんなことないですよ?!;」あせあせ
ケイト「じゃあ何でそんな神妙な空気になってんの?;」
ラウル「き、気のせいっすよ^^;」
ケイト「むー…あれ?」
リヴェリア「どうした?」
ケイト「そのさ、フィン」
フィン「なんだい?」
ケイト「…フルプレートって…もしかして、強大な力には押し潰される?」
フィン「いや、たまたま尻尾が向かってきてね。
槍じゃ間に合わないから咄嗟に短剣を構えて防げたのはよかったんだが、折れ曲がってしまったんだ」
ケイト「なるほど…じゃあ、強竜の力ってオッタル並?;」
フィン「いや、彼ほどではない。
だが遠心力も相まって強力な一撃になっていた」
ケイト「ああ、それでだったんだ…」
リヴェリア「フィン、魂胆が見え透いているぞ。
鍛冶ができて直せるのならそれに越したことはないと、はっきり言ったらどうだ?」
フィン「こく)ああ。そういった目的もあるね」
ケイト「わかった!
お金かからないに越したことはないよね!
つまりを言うと、それだけ私は頼りにされてるってことでしょ?(キラキラ)
任せといて!!」どんっ!!←とっても嬉しそうに笑いながら自身の胸を左拳で叩く
リヴェリア「お前という奴は…
まったく(額押さえ)
どうしてここまでお人好しに育ってしまったんだろうな;」嘆息
フィン「誰かに利用されないか心配になるね^^;(苦笑&嘆息)
所でティオネ」
ティオネ「はい団長!//」キラキラ&ずいっ!!
フィン「近い^^;)
偵察とは一体何の目的で使用させたんだい?」←476ページ、ティオネの発言参照
ティオネ「強竜戦の前、モンスターが曲がり角の先にいないかについてです。
感知魔法でもできるらしいんですけど、隠密のように気配がなくって、生命の気配さえも消えてました」
フィン「へえ…それは凄い」
ケイト「だってそうしないといつ袋叩きにされるかわかんないし」
いきなり爆弾を投下したね;