第14章 遠征
フィン「もしも彼女を一言で表すとするなら…
そうだな。怪力乱神といった所かな」
ラウル「はっ!)そういえばお礼言いそびれたままだったっす!;」頭抱え
アキ「劣等感に押し潰されるからよ。
まあ…人のこと言えないけど」苦笑&目逸らし
アイズ「……帰りが遅い」
ティオナ「そういえば遅いよね」
アイズ「…何か、あったんじゃ…」
フィン「大丈夫だ。ケイトは強い。
たとえ異常事態(イレギュラー)に見舞われようと打開できる力を持っている。
魔力集中で身体能力を倍加させる。それは力、速度、持久力、耐久力に至るまで全てだ。
だからそんなに心配する必要はない。
確かに5分以上もかかるとは思いもしなかったけどね…」顎に手を当てて考え込む
その頃ケイトは…
ケイト「小人族?今になって小人族!?
そんなん検証しなけりゃ信じれない!!
っていうわけで龍よ!
戦闘及び魔力として喰らうのはお願い!!丸投げする!」
龍『え!?;』
ケイト「やーい!ドラゴンの炎の下手っくそぉ!!
当てれるもんなら当ててみろー!!♪」
ドラゴン『ぐおおおおおおお!!』怒り心頭
戦闘を魔力に任せてあることに没頭していた。
次々に沸く芋虫、竜、それらを丸ごと魔力として喰らいつつ
ドロップアイテムと魔石がガンガン目の前に積み上がっていった。
出会ったことのある男達の遺伝子はわかる!
あとはヒューマンかどうかを確かめる為に
子供ができるか否かを、クリエイトで自分の遺伝情報から作った卵子が他人の精子で受精するか否かで確かめる!!
でも生き物はクリエイトじゃ作り出せないんだよなあ;
ならクリエイトで作ろう!
生み出す魔法はシュミレーション魔法…こうした場合って条件を決めた後の未来を指し示す魔法。
数億のそれを自分の遺伝子を持つ卵子につぎ込んだ所、小人族のそれ以外は一つとして受け付けなかった。
ケイト「なるほど。本当に小人族だ!
そして何故かヒューマンのそれでも出来ない!祖先もそうだったんだ!
小人族以外、フィンのそれ以外妊娠しない!!」すくっ!!←確信と共に拳を握り、立ち上がって宣言する
その頃の馬車内
フィン「はくしゅ!」
アイズ「…大丈夫?;」
フィン「あ、ああ…
(変なことをやってなければいいんだけど;」遠い目←心配そうに遠くを見つめている