第83章 剪定
ケイト「大体こんな感じかな?
ざっくり纏めたけど」
ティオナ「どんぶらこっこ♪どんぶらこ~♪って?」
ケイト「あー、えっと…
三途の川を渡っている、というか、文字通り流されてる所?」
フィン「上流と下流は?」
ケイト「特に無し」きっぱり
リヴェリア「あー…(ぽおっ)←遠見中
確かにそうだな
強いて言うなら…右から左に、か?
だが川の幅は変わらないようだが」
ケイト「そういうもんなの
でないと配置決めが大変だもの」
管理側(原初の神々(主に清浄神))としての意見
フィン「そう言えば世界の管理は清浄神だったね?」ちらり←次期原初の清浄神(ブランシェ)を見やる
ブランシェ「こくこく)
皆で話し合って決めたのよね~
あ、あくまで原初の記憶内ね」
アーニャ「自己正当化し全てを無駄にするもの…
なるほど!文字通り「癌」ニャ!」メモメモ
ケイト「誰か手引き作って~;もう考えたくなあ~い;」
『よしよし;』なでなで
アイズ「騙されやすいと…大変だよね;」よしよし
ティオナ「うんうん;」瞑目残念気
ティオネ「あんたたち人のこと言えないでしょ;」じと目
2人『うん;』がっくり項垂れる
フィン「あはは^^;
まあ、見分けられたとしても…だ
差別や迫害の元になるからやめようか…それもまた、「癌」になる要因になり兼ねない」
ケイト「卵が先か…鶏が先か…」遠い目
アスフィ「まあ細かいことは置いておいて…
魂の心が霊体の心と一体化するに伴って、霊体の障壁としての機能が軟化された
それによって憑依が可能となり、常に置かれてある距離、及び制限を無にしたということですね」
ケイト「そういうこと!
…らしい←急に憑依されたがどちらか判別しかねている
合ってる?;」おずおず
原初の始祖神「合ってる!」
ケイト「よかったああ;」ほっ
原初の始祖神「簡単に言うと距離の穴埋めね
憑依はその手段に過ぎない
その為には、前提条件として、霊体の心と魂の心、双方の異なるそれらが、互いを理解し合って、尊重し合って、受け容れ合っていないと出来ないの」
『なるほど』おお~←感嘆の声
フィン「掘り下げ過ぎた気がしないでもないけれど…
どうだった?あの世の話」
ティオナ「雲の上の話が気になる!」挙手
アイズ「こくこく)もう少し深く知りたい」
ケイト「オッケイ、付き合うよ!^^」
