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Unlimited【ダンまち】

第83章 剪定





幽現界において

『現界(この世)から来れる場所』と『幽界(あの世)に出れる場所』の間に
『三途の川』というのが掛かってて、必ず通らないと『あの世』には行けない


ので、それを利用して、『黒の神様』が見張りについてくれている
(「癌」を回収する為(「癌」が近くにいる影響で、「癌」になる人も出てくる(近くにいるだけで染まる)から))

でも突発的に「癌」が産まれることも間々(稀に)あるので、定期的にポイみたいなものでお掃除してくれている←3821ページ参照
(「癌」のみを文字通り掬って黒の国へ叩き込んでくれている)

ただし現界(この世)以外…生きているものは叩き込めないから
(この世での学びの最中だからというのもある)


この世で消される場合は「癌」のみで、霊体も魂も「癌」になったもののみに行使される(その場合にのみ破裂する(そうなれば全て消滅する)から)←3614ページ参照

消す際に置いても、破裂する直前のみとタイミングを見計らってもらっている
ギリギリの最後の瞬間まで、チャンスを与える為、色々と便宜を図らってのものとも言える


『この世』以外では、学びは非常に緩やかで、同じ人達で集まって固まっている
同じ魂の位の階層の人達、次の学びの分野が同じもののみで纏められ、そのグループの中で一番にならない限りこの世で生まれ変わるチャンスは与えられない
だが、この世では学びの緩急が激しくて、天国行きの中でトップクラスの人が地獄行きの最下位になる程のリスクがある
ついでに言うと…比率上この世では地獄落ちの人が多く、天国行きの人のが少ない
この世では…ズルをする人ほど楽が出来、それが出来ない真面目な人ほど苦しい(そこを試してもいるらしい)

どちらにも言えるのは…落ちるのは比較的簡単で、上がるのは非常に難しいということ
一度落ちたらそう簡単には上がれないので注意が必要

「癌」は文字通り「墨汁(闇の塊、闇そのもの、闇として完成したもの)」なので、染まらないようにするのが至難の業
「癌」から抜け出す可能性は無限大分の一(1/∞)なので、ギリギリまでチャンスを与えているだけ(完全な0では無いから)


『自分のしてきた行いに反省しているもの』限定にチャンスは与えられることもあるが…犯した罪の大小によって変わる
「癌」レベル(自己正当化し全てを無駄にするもの)は別


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