第83章 剪定
今日この日――ミアハ、タケミカヅチの神々が、眷属と共に消えた
関わりがあった中でも、ヘファイストスとヘルメスとロキとフレイヤのみ無事
と言っても…クロッゾという存在自体が消えた
世界を歪める行為(癌)に加担したものは、否応無しに処断される
当然の末路、咎
因果応報、自業自得に外ならない
「歪みそのもの」と化した、「自らの欲望のままに全てを歪める行為を戒めない存在(癌)」等…「己ばかりか、世界を歪め、消滅させる」以外、出来ないのだから
清浄神「ごめんね…;
ちゃんと考えて書いてるつもりなんだけども」
世界神「気にするな(消し消し)←過去に渡って存在した経歴ごと消している
役割上仕方ない
須らく、為すべくして為し得たもの…(かきかき)←補完作業中
「歪めた本人」に罪はあれど、主に罪は無い
ありのままを書いただけなのだからな
チャンスは既に与えられてある、平等に、恙なく(とんっ)←書類(1枚ごと1つの世界の紙)の束を整える
それを全て無下にした「癌」が悪い」ギンッ!!
リヴェリア「!」ギンッ!!
不意に、リヴェリアの目が光った…
見られている
自然と、そう感じた
のだが…
ケイト「そうだよね
霊体の心は心臓、魂はそうじゃない、下垂体だから離れてる!
そう位置が決まってるし、霊体は魂全体を覆ってるから一体化に何の制限もタイムロスもないけど
それこそ憑依を使えば一瞬でまるっと解決だよ!
ってことは…憑依脈動?;」う~ん←首傾げ腕組み
フィン「名前は変えなくていいんじゃないかな?^^;
その前に融合…という形で、剪定って名前がついたんじゃなかったのかい?;←4739,4745ページ参照
そのサングラスみたいなのが完成した時に…」目元を指差す
ケイト「あー!!
なるほどね…だから憑依を介して制限を取っ払ったと
って…まだ完成形じゃなかったの!!?;」
フィン「あはは^^;
いいかい?
お互いの位置は動かせないんだから一体化するとしても霊体を介さないといけない事実は変わらない」
体を上から順に図解すると…
魂(下垂体を中心に8cm)
魂の心(下垂体)
霊体の心(心臓)
霊体(心臓と下垂体を除く体全体)
霊体の心は、生きている間は因果の鎖のように体と霊体を繋ぐ重要な役目を持つ為、動かすことも不可能と言える