第83章 剪定
~今の現状~
調停神『お前が落っこちたら全部消えるぞ!』
世界神『世界の命運はお前にかかってる!!』
原初の神々『頑張れー!!』
ケイト(いっそ殺して…!)くうっ!←内心泣いてる
歯噛みし拳を握り、瞑目し涙を浮かべる
始祖神『よしよし』微笑なでなで
テロップ(時空神)『プレッシャーがヤバい…!!!』
始祖神『遊んでもいいのよ?』
ケイト『それでも役目を果たすの!!
信頼されて任されて来てるんだからやるの!!』
清浄神『大丈夫なのにね…』苦笑
原初の神々『うんうん^^』くすくす
ケイト『うるさい…
油断してなんかあったら、あってからじゃ遅いじゃん』むすーっ
原初の神々『ふふっ、ふふふっ^^』
ケイト『……
?;
何だよ』
邪神『別にィ~♪』
滅神『何でも~♪』
原初の神々『ふふふふふっ^^//』
ケイト『?????;』訝し気じと目眉顰め
当然のことをやっているだけ、のつもりなので…一向に意図が分からず仕舞い
本人(次期始祖神)のみ知る由無しであった
「癌」
その在り方は「全てを無駄にする存在」
別名「根腐れ病」
その根とは、魂の本質、魂の心を意味し、根っこから腐った存在を意味する
残酷な在り方、接し方、それを正当性のあるのはこちらだと主張する、自己正当化の凝り固まり
それをいくらやっても痛まない
思い遣りに、思い遣りで返さず、煮え湯を散々飲ませ仇で返し続ける在り方、それを善だと歪める在り方、捉え方、認識の仕方に問題がある
だがそれすらも正当化する為、ヒビが入る
一つ一つの積み重ねを経て、成長していく
繰り返しちゃいけない…繰り返すだけの悪魔に身をやつした朧、中身の無い虚無
「闇(癌)」の行き着く先は「破滅(消滅)」
『大事にする本懐(中身)』を損なったもの、学ばない在り方
ケイト『大事だからだよ
一瞬一瞬が、この時が、お前が、喪った全部が、これまでの全部も、それがあるから今の自分がある、皆がある、それを…全部を、これまでの全てを、無駄になんてさせない!!!!絶対に!!!!!
だから――
だから―――!!!!(ぐっ!)←歯噛み
お前の好きにさせる訳にはいかないんだあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!』かっ!!!!!!!!←闇に慟哭
想いは死なない――受け継ぐものが居る限り