第83章 剪定
フィン「…‥ケイト」
ケイト「俺は…俺の人生を生きる
その為になら…
捨てようだなんて思いはしない。
けれど……(俯)
癌は、癌の好きに生きさせるしかない。
本人が、自力で辿り着かないと、結び付けないから…
実(み、本人の為)にはならないから――」真剣
フィン「…そうか…わかったよ(瞑目微笑)
なら、その意思を尊重しよう←ケイトと向き合い笑い掛ける
僕等はちゃんと汲めるし、何より背負える。間違いと向き合って、犠牲を減らそうと思える(階層、神だ)からね?^^」
そう、話に折り合いはついた…
総帥以外…副総帥や他の人達は
刻まれた呪詛で囚われ利用されていただけなので情状酌量の余地あり、無罪放免となった
ケイト「光芒
火と光と時と木が『火』として一体化している
木はないのも一緒だけど成分としては含まれているって
滅神
雷と闇が『雷』として一体化している
癌限定ホーミング機能付き雷弾と一緒だと思っていい、らしい
癌になり掛けと癌と目利きが出来ないと困る
次期滅神に選ばれるのは、代替わりの対象となるのはそれのみ限定
元創世神から次世代に切り替わった時、7000億年前に生まれて、代替わりは同じ頃ぐらい
成分から何から何まで一緒じゃないと駄目!
でないと――齟齬が出て、パアン!!!
破裂して魂ごと死んじゃうから気を付けて
創世神の記憶、ホント大事
次世代が、跡を継いだ後にそうなったら駄目だから
慎重に選ばれてます
その点、始祖神はとっても楽だよ」
ティオナ「何で?」
ケイト「『創世神の膜』が出現するから(微笑)
これまでにないわかりやすい目印←人差し指を立てて瞑目
剪定
火と木が『火』として一体化している
癌に対する抗体のようなもの、攻撃しようとしてしまう、本能的に
始祖神
水と時と光が『水』として一体化している
剪定の暴走を止めるもの、抑止力が強過ぎるあまり攻撃が出来ない、自衛が出来ない、壁(防壁)になろうとしてしまう傾向が強い
どんなものでも消えて欲しくは無い、その根源を司る
愛が深い、信じ過ぎる、そちらに全振りしていて、疑うことから出来ない
例↓
「好き好き好き好き好き好き好き好き」
「おーい…見てくれー、いい加減に見てくれー^^;」
「無理いいいいいいいい!!キャー!!!」
好き過ぎて見えません」目逸らし汗
