第14章 遠征
ケイト「よし!これで新手のモンスターは生み出せないでしょ!」微笑&ぐっ!
ベート「加減ってもんを知れ!!!・・;」ぱかぁん!!←ケイトを小突く
ケイト「えー;これでも途中で止めたんだよ?;」
フィン「まあともかく、敵が少ないほど早く終わらせられる。
50階層で合流した後は18階層に緊急馬車で全速力で向かう。
17階層に向かうのはその後だ。
ケイトは50階層で合流した後に52階層の縦穴から58階層まで単騎で行って倒しまくり魔力の調達。
テレポートで馬車へ移動できるんだろう?」
ケイト「うん。ちゃんと試して行けたよ!
テレポートは一度行った場所には行けるんだ!
でも行ったことのない場所や地点には行けないことがわかったんだ。
人のそれを読み取って、感知して、
たとえそれでいる場所や地点がわかっていても、行ったことのない場所には行けないことが判明した」
フィン「イメージが湧かないというのと関連してそうだね。
明確で鮮明なイメージを抱ける場所でなければいけないのだろう」
ケイト「なるほど!」
フィン「さて、新手が現れる危険性が大分削がれた。
パーティーは前にも言ったように二組。少数精鋭で二か所の泉へ向かう。
各自注意して、行ってくれ」
『はい!』
ケイト「あ、そうだ!
いっそ強竜の泉の水を成分解析してコピーして生み出し続ける宝具を作って渡せば!」ぐっ!
こぉんっ!←フィンが槍の柄でケイトの頭を軽く小突く
フィン「そうしたらクエスト報酬のエリクサーが次にもらえなくなるだろう?^^;」
ケイト「…あ;」
フィン「僕達の間なら別にいい。問題もそうは発生しないだろう。
だが他ファミリアに渡せば、こちらが得られる今後の利益は激減すると思った方がいい。
わかるね?」
ケイト「…うん(こく)
ごめん。考えが足りてなかった」しゅんっ
フィン「わかったのならいい^^(ぽんっ)
予定通り頼むよ」なでなで&微笑
ケイト「うん//」こく
ケイトの頭の上に手を乗せ、優しく撫でていると
ティオネがやたら羨ましそうに凝視しながら隣に寄って来ていたが、そこはスルーしておいた。