第14章 遠征
魔力の集中のさせ方については142ページ参照。
風月流の大まかな説明は143、弟子入りの光景は146、修業法は147ページ参照。
第一段階、第二段階については178、179、180、200~202ページ参照。
第三段階については203、四段階目と五段階目は204ページ参照。
リヴェリアの風月流への把握に関しては205ページ参照。
移動の間に馬車内で作っていたジャガ丸くん焼きの出来立てが、50階層で作られたキャンプで配られた。
ティオナ「んー!相変わらず美味しい!
でも飲み物が欲しーい!」
ティオネ「我がまま言わないの。十分美味しいじゃない」もぐもぐ
ケイト「こんな時こそクリエイト!そなたの願いを叶えてしんぜよーう!
クリエイト・料理!ポトフ!!(かっ!)
皆の分あるからねー」
『ありがとー!!』
ケイト「はい、ベートの分」
ベート「…食べなかったらどうするつもりだ?」
ケイト「?捨てるよ?」
ベート「…もったいねえから食ってやる!」がつがつ
ケイト「ありがとう^^」
ベート「…まあまあだ。
肝心な時に使えなくなるんじゃねえぞ」
ティオナ「もー!また口悪い!」
ケイト「あーなるほど。ありがとう、ベート!」
『え!!?;』
ティオナ「何でお礼言ってるの!?;」
ケイト「いや、だって魔力切れとか少なくなることを案じてのものでしょ?」
ティオナ「あ…」
ティオネ「まあ、確かにそうとも聞こえるけど」
ケイト「私の目には、とってもいい人のように見えるんだけどなあ」
ベート/それ以外『あ!!?;/え!!!?;』
ケイト「第一さあ、どうでもよかったら助言も何も言わないよ。
知ってる?好きの反対は無関心でね。
街の人達なんて助言じゃなくって罵詈雑言でしかなかった。
ベートの方は先のことを見据えてのものでしょ?
でも街の人達のなんて言い上げていくとね、「死ね」「消えろ」「来るな」「殺すぞ」が主なんだよ。
それで他には「きもい」とか「きしょい」とか、言われたってどうにもしようがないことばかり言ってくるんだ。
理不尽にそういう言葉ばっかり吐き掛けてくる街の人達よりも、滅茶苦茶いい人だよ。
怒ってくれたって聞いたし、ベートは本当にいい人だよ」きっぱり
『………・・』
その言葉を受けた皆は目から鱗状態で固まっていた。