第82章 光芒(こうぼう)
国王「はっはっはっ!実に良い気分だ!!
茶を持て!誰ぞ持って来い!!
飯もだ!!」
ケイト「!!」ぱああっ!!キラキラ
『…;』
コツン←フィンが右肘で小突く
フィン「食べたばかりだろう?」ひそっ&じと目
ケイト「え?何?」キラキラ&ぐー♪
フィン(何で腹が鳴るんだ…?;)
テロップ『だが言えない!』
ケイト(未知の♪料理♪未知の♪料理♪未知の♪料理♪未知の♪料理♪
わっしょい♪わっしょい♪わっしょい♪わっしょおい^^♪)
脳内はお祭り気分
だったの、だが……
ケイト「………;」じいいいいい←料理を凝視
フォークを左手に、ナイフを右手に持ったまま、冷や汗が流れた
見慣れた料理(ハンバーグ)でした…
まあ好きなんだけども;下調べ済みだったのかな?;
国王「どうだ?
うまいものばかり取り揃えたぞ!?
なんだ?好かんものでもあったか?」
ケイト「いえ、有難き幸せに存じます^^;」
国王「そうかそうか!はっはっはっ!^^」
ばしいっ!ばしいんっ!!←背を何度も強く叩く
ケイト(気を遣ってくれたのかな…
安心して食べれるように)
そう考えると先程の言動にも納得が行った
国王「残りは持ち帰るといい!
テランの名物もあるぞ!」
ケイト「どこ!?//」キラキラ
国王「ここにある!」持ち帰り用の荷物を指差す
ケイト「本当!?//(キラキラ)
やった!やった!やった!やった!!^^//←万歳四唱
はっ!!
す、すみません、ごほん
取り乱しました;」おずおず着席
国王「はっはっはっ!^^
よいよい!
そうか!我が国の名物をご所望だったか!!
知らぬとはいえ済まんことをした!
あれを持ってこい!!」
「え?ですがあれは門外不出の
国王「構わん!
こちらが先んじて誠意を見せねばな!
より良い付き合いとはそういうものだ!^^はっはっはっ!」
フィン「ケイトと気が合うかもしれないね…この人は」ひそ
『うん…』
国王「さっさと持って来い!」
「はっ!!」
キラキラ
ケイト「きれーい!」キラキラ
キャビアのようなキラキラとした粒が、皿に星のように散りばめられ
そこに青いソースがかけられており、こおばしい香りが鼻腔を擽る
透明な皿に乗せられた海の底に光輝く真珠を思わせるそれは、今にも飛び付いて食べたくなるぐらいのものを発していた
