第82章 光芒(こうぼう)
ケイト「つまり癌ってのは…自分の願いの為に、それ以外の人達を苦しませて脅かすだけの人達?
後始末も何も出来ないから?」
書記官「まあ…そうとも言い換えれるけれど」
拘束官「直接的な表現ではねーわな」
保定官「……
まあ…難しく考えんな」ぽんっ
ケイト「うん…ありがとう^^」
審査官「私達も付いてるからね?^^」はぐっ!!←左後ろから
ケイト「…ありがとう^^」ぎゅうっ!!
審査官「ふふふーん^^♪」すりすり←頬ずり頬ずり
真偽官「・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
書記官「あ、焼いてる」
拘束官「シッ、言うな
巻き込まれるぞ」
保定官「とどのつまり…
白の国皆の共通の意見が知りたいってとこか?
癌の認識への」
ケイト「そうそう!!」こくこく!!
拘束官「なるほどな…
全員の意見って言うと…こりゃ揉めるな」
ケイト「え?何で?」
拘束官「そりゃあ……」
『鬼が居るからな…;
2人程』
尋問官と裁判官が5人の脳裏に浮かぶ
ケイト「裁判官ってあの気がよさそうなお爺ちゃん?
白髭を蓄えた」
拘束官「お前に対してだけだからな」
ケイト「へ?」きょとん
審査官「尋問官って…癌に対しては口うるさいんだよねえ」
保定官「拘りな」
書記官「まあまあ…そこら辺は、さ^^;」
真偽官「プロに任せればいいだけなのにね」溜息
拘束官「まあ兎にも角にも…許されて当然って思ってる奴が癌の傾向が多いぞ?;
罪の大小の差はあれどな?」
真偽官「その点ケイトは無縁ね」
審査官「あ!わかる!」
保定官「罪の軽いものから重く捉え過ぎな;」
書記官「いつものことなんだけどねえ…;」
拘束官「で…尋問官呼ぶか?呼ばねえか?」
『呼ばない』
ケイト「え?何で?;」
保定官「その方がいいだろ、どつぼにはまって抜け出せなくなるぞ」
書記官「1時間で済んだらいい方だね^^;」
拘束官「いや5時間は固いだろ」遠い目
真偽官「前の時は大変だたね」遠い目
審査官「あー…そう言えば12時間ぐらい揉めたっけ?
癌に関しての表記の仕方で」
審査官とケイト以外『あれは鬼だ…』遠い目
ケイト「まあ…その……全体共有の部分だけでも、知りたいなあ…;」おずおず挙手
書記官「じゃあそれで全通達で行こう
全員の重なってる部分だけケイトに教えるってことで」
審査官「なるほど!」
『賛成!!』
