第81章 結び
ティオネ「……騒ぎを聞き付けてきてみたら…何やってるのよあんたら;」
ティオナ「あー!
ティオネ今更来た~
遅刻遅刻~」
ティオネ「遅刻ってあんたね;
知りようがないでしょ…;
って言うか…何があったのよ、この惨状は;」
全てズタボロになり、全員も揃いも揃ってズタボロになっていた
互いに互いを攻撃し合った結果、凄まじい爆風が起き、それでもなお…
ケイトの周囲はローブによって自動で守られ続けていた
ローブ「えっへん!!」ふんすっ!!ふんすっ!!キラキラ!!
フィン(うん…ありがとう;)
がくっ!!←フィンも力尽きた
ティオナ「え~?
えっと……‥
色々?^^;」ぽりぽり←後ろ頭を掻く
ティオネ「だからその色々を聞いてるんでしょうが;
答えになってないわよ;」嘆息&腕組み
例の隣争奪戦が始まる時…
ティオネとしては団長の隣『は』死守できると踏んで、温かい飲み物だとか取りに行ってきてくれたそうだ
寝る前に、と考えてのことだそうだが…
僕だけ媚薬入りはやめてくれ;(痛切&眉顰め)
ティオネ「え?何のことですか?^^//」キラキラ
フィン「………やめてくれ;」切実
ティオネ「え~;
はあい;」
渋々といったように飲み込んでくれた
結果だけ言おう…
アスフィが隣を死守してきた…;
リューとリヴェリアで取り合っていた所を辛うじて、といった形ではあったが…
実力勝負で何とかだったので…この辺りで終止符を打とう
正室の夫と妻が、僕とリヴェリアであることはわかってはいる
怒り狂っていたとしてもブレーキを踏めること、一緒に暴走しないこと
それが条件であることも…
だが…大好きである想いは、誰にも譲らないという……
異なる世界でのことだそうだが…別の世界で、ケイトからされたことが一番大きいのだという……
アスフィ「異なる世界でのことで…
私が小学2年生…
年齢で言うと8歳、誕生日の次の日の遠足の時のことです
引っ越す前日で…金曜日で…転勤族だったこともあって、当時のケイトとの接点は皆無でした
あの時のことがきっかけで…私は、ケイトに惚れたんです
心底…//
人を、大事にするということ…それは……人を見るということなのだと
ちゃんと相手を真っ直ぐに見て、寄り添おうとする心そのものを言うのだと……//」微笑