第80章 願い
ファイ「わぁ~!
見て見て黒様!この新聞!」がさっ!!
黒鋼「あ?何だ?
ちっ、読めねえ」
ファイ「…シャオラン君なら読めるよね?」
シャオラン「あ、はい…何とか(じっ)
……え!!?;」瞠目
サクラ「なんて書いてるの?」首傾げ
シャオラン「………‥・・」がたがた←硬直
モコナ「硬直しちゃってる…手に持ったまま」
シャオラン「……
ケイト・グレイロア・ディムナ、新たな二つ名発表…
その名も――神々の王、【神王(しんおう)】!!」わなわな
『……え(唖然&ぽかーん)
ええええええええええええええええ!!!!!!?』
ファイ「ね~?びっくりだよね~?^^」
黒鋼「何でんなことなってんだ!!!;」
ファイ「あれだけ強くなったからじゃないかなぁ?」
黒鋼「それだけで説明がつくか!!」
サクラ「それで…他には、なんて書いているの?」
桜「私にも見せて!」
シャオラン「えっと…
全世界消滅の野望を食い止めた功績、更には始祖神をこの世に降臨させたもの
そう書いています!!」
小狼「…凄いな」
黒鋼「だから始祖神の涙が回復させてたってことか、それも自慢げに」
ファイ「シーッ、それは極秘事項」
黒鋼「あ、悪い;」
モコナ「いけないんだぁ~♪」
黒鋼「黙ってろ騒ぐな目立つ;」
サクラ「でも…よかったのかな?」
『?何が?』
サクラ「……‥多分…知らないと、思うから」
ファイ「あ~
道中でケイトちゃんが神王様って呼ばれてた理由はわかったけれど
絶対勘違いしてるよねぇ」
小狼「…どうする?教えに行った方が」
ファイ「教えなくていいんじゃない?」
黒鋼「なんでだ、後で困るのはあいつだろうが」
ファイ「え~?
だって…
(にやり)
その方が面白そうでしょ~!^^♪」
モコナとファイ以外『・・・・・・・・・・・・・・・・・
え;』
モコナ「わかるぅ~!!」ぴょぉんっ!!
ファイ「あっはっはっはっはっはっ!^^」
黒鋼「んな下らねえ理由でかよ;」
シャオラン「…でも
小狼「ガシッ)←肩を手で掴む
知るのも時間の問題だ
それに…あいつの身内が教えるだろう
サプライズ祝いもあるかもしれないし…ここは黙っていた方がいい」
ファイ「流石小狼君分かってるう!♪」
モコナ「ひゅ~ひゅ~♪」
黒鋼「理由がちげぇ!!」怒