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Unlimited【ダンまち】

第80章 願い





係員「婚姻サービスもございますよ^^
いつでも気楽にどうぞ♪」

『は…はい////(かああっ!!)
ありがとう、ございます//』俯

18歳同士ということもあり、勧められた
神国内では男女共に15歳から結婚出来る

重婚に関しても年齢及び性別の規定は無い


それから…案内を受けて、即日で体験させてもらうこととなった


トントン拍子で海底に着いた訳だが…

ファイ「自分達の力だけで、辿り着いてくれ

って、言っていたよね?
これって、自分達の力に該当するのかなぁ?」

黒鋼「……どうすんだよ」


ファイ「うーん……魔法で!」キラン

黒鋼「……は?」じと目怪訝

『え?』

その後…

自力で、水上都市の真っ直ぐ下には行けないようにされていたが…
市民カードを介した魔法を使って、私がいたことと瀕死の重傷ということもあって…


無事、エルに入れてもらった


始祖神の涙「対価が足りません…
私の願いでもあるのですが…」

黒鋼「なんで俺らに対価を求めなかった?」ぎんっ

涙「小狼と桜を守ること、それを対価として考えていたのでしょう
魔力を使えない状態では、不自由を強いられます
最も無防備になる、それを守ること、時間と自由を縛られることは、十分対価になりうると考えたのでしょう」
小狼「なるほど…」

涙「ですが足りなかった」
始祖神の涙から発せられる聖なる水に包まれたまま、浮かび続ける

その中でもケイトはピクリとも動かず、静かに横たわっていた
ぐったりとしたまま、動かないまま――


ファイ「…俺達二人、まだ動いてないんですよねえ(挙手)
何か…依頼とかありません?」

涙「そうですね…
対価に見合う分としては…あれが妥当でしょう

祠に行って、中にあるものを持ってきて下さい」

モコナ「モコナも行く!!
小狼とサクラと会いたいもん!!」
『!』
小狼「モコナ…」

ファイ「んーできればお留守番して二人を守ってて欲しいんだけど」
モコナ「モコナも戦う!!」

涙「連れて行くといいでしょう」
『?』
ファイ「あー……それって…これ以上は対価が必要ですね^^(にっこり)

あはは
了解しましたあ」にへら
黒鋼「すんな勝手に」眉顰め

ファイ「まあまあ…きっと必要になるってことだよ
行こう、黒様、モコナ

小狼君達はケイトちゃんをお願いね?」
『はい!』


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