第80章 願い
ファイ「図書館、市役所の隣で良かったねえ〜♪
モコナから離れ過ぎたら、言葉通じなくなっちゃうし〜♪」
黒鋼「市民カードがあるだろ」
ファイ「あ!なるほどお
黒りんあったまい〜^^♪」
黒鋼「その頭が悪そうな呼び名いい加減にやめろ」イラァッ!
ファイ&モコナ『やめなぁ~い^^♪』
黒鋼「てめえらおちょくってんのかあああ!!・・」
係員「済みませんが図書館内ではお静かにお願い致します」
ファイ「済みません^^;」
モコナ「怒られたあああ♪」
黒鋼「お前らのせいだろうが・・」ゴゴゴゴゴ
後で覚えてろ
そうぼやく黒鋼を背に、本の山と向き合っていた
それから係員に聞いて無事詳細が判明したという…
市役所にて
水上都市オルガノに住居を貰った所だった
係員「おめでとうございます^^
只今生活応援キャンペーンをしておりまして、先着20名様のみに住居をプレゼントしております
オルガノになりますが、それでよろしいですか?」
『は、はい』
本日(6月30日)付で
市民ではなく神民、都市ではなく神都と名を改められたことも併せてのキャンペーン事項だとか…
小狼「海の底に行くには、どうしたらいいんでしょうか?」
係員「また係の人に聞いて下さい
こちらは市民カード登録課になっておりますので
まず市民カードについて説明しますね^^」
小狼「あ、はい!」
桜「お願いします」
係員「神国内においては、市民は市間の移動は一律無料となっております
市民カードで飛ぶことも出来、のんびり行きたい方はスカイボードで移動する方もいますよ?
ですが国境を越えてしまうと攻撃されることもありますので、ナビゲートに従って迷惑にならないようお気をつけ下さい」
『はい』
係員「市民カードとしての機能は変わりありませんので、
神民カードと呼ぶか市民カードと呼ぶかは、個人の自由となっております」
小狼「わかりました
先程言っていた内容だと、どちらの課に行けばいいでしょう?」
係員「んー…そうですね。
海の底に行くとなると、研究課でしょうか…
海底の生物、遺跡を調べる課となっております。
紹介状を書きましょうか?」
『お願いします!』
桜「やったね」
小狼「ああ!」
揃って互いを見つめて笑い合う中…
係員が二人に気を利かせて、婚姻サービスがあることを教えてくれた