第14章 遠征
アスフィ(どの口が言いますか!!?)ぐぬぬ←実際に並んでた人、怒りのままにヘルメスを睨んでいる
ケイト「は、はい;」こく←受け取ってサイン書き出す
ヘルメス「ありがとう!ありがとう!!//
握手してもらってもいいかな!?////」微笑&キラキラ
ケイト「はい^^;」すっ←手を差し出す
ヘルメス「流石は神の子だ!!」ぶんぶん!!
喜びを隠せない人?
いや、以前迷宮で会った時は違うように思ったんだが…;
ケイト「サインって名前書くだけでいいんだよね?;」
アスフィ「ええ;」
ヘルメス「ありがとう!家宝にするよ!!」
そうして本にキスをしながら去っていった。
その来てから去っていく様子はさながら嵐の如くで…
アスフィ「ヘルメス様が大変迷惑をかけてしまいすみません;」ぺこ
ケイト「いやいや、こちらこそ勝手にレーダー作って自由束縛したようなもんだし^^;
お互い様だよ」
アスフィ「相変わらず懐が深いですね」苦笑
ケイト「そう?」首傾げ
アスフィ「しかも無自覚で(溜息)
あなたの育った環境はよく知っています。
常人ならば耐え切れず自殺するか、街の加害者達を皆殺しにするか、そのどちらかしかありえません。
はっきり言って…あなたは他人に甘い。そのことは自覚しておくべきかと」
ケイト「忠告、痛み入るよ。
確かに私は甘い。でも代わりに二度と関わらないという自由を得た。
もし会おうとしたなら、干渉を取られたなら即座に滅ぼすとまでフィンが言ってくれた^^
鵜呑みにせず、ちゃんと向かい合った上で信じてくれた。
だから私は怒りのままに殺そうとはしないって決めたんだ(微笑)
だからさ…甘いというよりは、同じ思いを味あわせたくないっていうただのエゴなんだ。
そこだけ、わかってて欲しい」
アスフィ「…なるほど。あくまでその人道を通す気ですか。
精霊寵愛を受けるほどの人格者に加え、愚突猛進を発現するだけはありますね」
ケイト「えへへ^^;これでも結構悩んだんだけどね(後ろ頭かく)
でも…そんなに難しく考える必要はなかったんだ。
過去はどんだけ考えても変わってなんかはくれない。
それよりは前を向いて、やりたいことやって、進んでいかなきゃね^^」
アスフィ「なるほど…ご高説ありがとうございます(ぺこ)
あなたの考えがよくわかりました」微笑