第14章 遠征
リヴェリア「嘆息)はあ。
いいか?ケイト。
節分は2月3日だ。もう当の昔に過ぎている」
ケイト「え!?;そうなの!?;」
ロキ「ホンマすまん!堪忍!;」深々土下座
『反省しろ!!』
ケイト「えっと…別に謝らなくていいよ?
ロキは、豆を食べるきっかけを与えてくれたんでしょ?
私の場合、こんな機会でもないと食べれなかったし。
だからロキ、ありがとう^^」
跪いて目線を合わせながら言った瞬間、ロキは目を潤ませながら叫んだ。
ロキ「うちの嫁になってくれええええ!!!」がばっ!!
フィン「僕の妻を取らないでもらえるかな?^^」真っ黒&イライラ
リヴェリア「…;」
ガレス「触らぬ神に祟りなしじゃ。先に行って待っとるぞ」
リヴェリア「あ、ああ;」
説教を終えた後、荷物をサポーターに預けだした。
ケイト「う~ん」
ベート「そんなに人に持ってもらうのが嫌か?」
ケイト「いやあ~だって私の経験上、街では人の手に渡ったらまず返ってこないし、よくて壊れて返ってくるだけだし」俯←昔のことを思い出している
ベート「だから預けるのは嫌か?」
ケイト「ううん。あくまで街ではだから。ここはないのは知ってる。
ただ…負担かけちゃうんじゃって、なんか申し訳なくって;」
ラウル「気にしないで大丈夫っすよ。馬車に乗っていくんすから。
ほら、任せて下さい」
ケイト「うん!//ありがとう^^//」←ただ嬉しいだけ
ラウル「どきっ!!)は、はいっす//」ドキドキ
ベート「はっ。別に負担がどうとか構うこたねえ。
普通に押し付けときゃいいんだよ。それしかできねえんだから」
ケイト「ダメだよ!」
ベート「あ?何がいけねえんだよ」
ケイト「あのね、荷物持ってもらったらありがとうって言うんだよ?」
ベート「ガキか!!」
ぷっ
くすくす
ベート「こいつらは仕事でやってんだよ!一々気にかける必要はねえ!!」
ケイト「じゃあこっちも仕事じゃん。冒険者!」
ぶっ
ぷっ
くくっ
ベート「ぐぬぬ…何笑ってやがるてめえら!!」
ケイト「まあまあ。
ベートの何がおかしかったんだろう?」首傾
ベート「おかしいのはてめえの頭の方だ!!」
『あっはっはっはっはっはっはっ!!^^』
堪え切れなくなったような笑い声が出発前のホームに木霊して、楽しい空気に包み込まれた。