第14章 遠征
レフィーヤは一昨日の晩に魔力がSSになった時点で、元々ランクアップ可能なこともあってLv.4に至った。
そしてその時、《魔操作》を発現したらしい。
当時の感想(昨日の朝)↓
フィン「ケイトとの修業の成果だね」
レフィーヤ「はい^^」
リヴェリア「おめでとう、レフィーヤ」
アイズ「いいな…」じっ
レフィーヤ「き、きっとアイズさんも発現できますよ!」
ロキ「家族愛(ファミリア・トレジャー)の効果恐るべしやな…;」
ケイト「ファミリアトレジャーって何?」首傾げ←たまたま通りがかった
ぎっくぅ!!←周囲
ロキ「ああ!ケイトの愛の力でな!魔力が一気にガンガンSSになったんや!!
っつうわけでや、レフィーヤのLv.4祝いも兼ねての晩酌なんやで!?;」あわあわ
ケイト「お祝い…何か買った方がいいかな?」どきどき
レフィーヤ「いえ。あの濃縮鍛練で十分です!」
ケイト「わかった!遠征が終わって、帰ってきたらまたやろうね!」
レフィーヤ「はい!^^」
テロップ『しかし…それが果たされることはなかった』
レフィーヤ「不吉な言葉が!?;」
余談終了
フィン「で…何で出発前にわざわざ豆をまいているのかな?^^;」
ケイト「え?今日は節分なんでしょ?
ロキが言ってたんだ!
豆をまいて福を呼ぼうって、皆に豆をぶつけて食べればそれだけで福が集うんでしょ!?
受け取って食べてね!
福は~内!!福は~内!福は~内ぃ~!!」
咄嗟に受け取りながらも、僕達は揃ってロキを睨んだ。
フィン「………はああ;
ロキ、今後の信頼に関わるからやめてくれ;」
ロキ「いやいやだってかわええんやもん!!;
あの様子見てみ!全然疑ってへんねんで!?」ビシッ
フィン「今後疑われたいのかい?」
ロキ「ケイト、かわええなあ、ほんまにかわええなあ!
ちゅーしてもええか!?ぶちゅうーっ!ってしてええか!?//」はあっはあっ!
ケイト「やめてよ変態」きっぱり
ロキ「ぐはあーっ!!」
「言うようになった!」
「偉いぞケイト!」
そんな声が響く中、僕はロキに歩み寄って無理やり土下座させて謝らせた。
最後の最後でロキは謝ってくれたし、本当によかった。