第14章 遠征
遠征当日、朝
ケイト「ふぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん!!!!」
フィン「!!どうした?」
ケイト「ごめん!!;途中から寝ちゃってた!?;
花火上がって終盤に差し掛かった頃あたりから記憶がなくって!!;
いつどうやってホームまで帰ってきたの私!?;」
フィン「……とりあえず、ロキからの酌でも断れるようになってくれ^^;
僕が責任を持ってベッドまで運んで一緒に寝たとだけ言っておくよ」苦笑
ケイト「あ、そうだったんだ。ありがとう!
ロキからの酌を断れるようにか…頑張ってみる!!」
フィン「大いに頑張ってくれ」
それから僕はケイトを連れて、僕の執務室にある絵画風織物を前に祈りを捧げた。
フィアナへの祈りを捧げるように言うと、実にケイトらしいというかなんというか…^^;
ぱんっ!!(合掌)
ケイト「フィンと皆が無事に帰ってこれますように!!」
フィン「とりあえず声を出さないように祈る所から始めてみようか^^;」
ケイト「え?;でも届かなくなっちゃうんじゃ?;」
フィン「念じるだけでも十分届く。
あとは自分の思う最善を貫けばいいだけだ」
ケイト「なるほど。わかった!」
大丈夫かな?;