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Unlimited【ダンまち】

第13章 結婚式と初デート





ケイト「みんなあ~だいすき~あいしてる~~////」ふらふら

フィン「ほら、しっかり歩いt
ケイト「フィン~あいしてるううう///」ちゅうううっ

頬に吸い付かれるのは一体何度目だろう?;

そう思いながら僕らは帰途についていた。


結果だけ見れば初デートは成功だ。途中から合流したけどね。

でも…ロキからの酌を断れず、ケイトは飲みに飲み続けて真っ赤になってしまった。



ティオネ「う~、諦めませんからね団長おおおおお!!//」ふらふら
ティオナ「もぉーっ!;ティオネも酔い過ぎ!;」

アイズ「お酒の臭い、苦手…;」

レフィーヤ「アイズさん、もう少し離れましょう?;」

ケイト「えっへっへっへっ。けっこんしてええ///」でれでれ

フィン「もうしてるだろう?^^;」

腕に縋りつくケイトに、僕は苦笑しながらも支えながら前へ前へと歩き続けていた。


リヴェリア「だからケイトにはこれ以上はやめろと言っただろう;」

ロキ「いやあ~、だってなあ。もっと飲ませてみたいやろ?」
ケイト「ろきもしゅきいいいい」ぎゅうう

ロキ「こうなるんやもん!かわええやろおお?」ぎゅううっ
ケイト「しゅきいいいい」ぐりぐり

頭をぐりぐりと押し付けるケイトに、ロキは嬉しそうに抱き返しながら犬か猫のように上機嫌に頭を撫で回していた。


フィン「呂律が回らなくなるほど酔わせて何になるのやら…;

こうなってくると、二日酔いにならないか心配だな;」

ガレス「確かにのお;そうなってくると戦力が激減するわい;」顎撫でながら考え込む

ロキ「よっしゃ!それやったらうちんとこ置いてって~」

リヴェリア「最初からそれが目的だったのだろう?まったく;(溜息)

いずれにせよ、精霊寵愛で明日までには治るはずだ」
ロキ「えー!;そんな殺生な;
うちからケイトを奪わんといてー!」いやいや←ケイトを抱き締めたまま首を横に振る


フィン「済まないが既に決定事項だ^^;」

リヴェリア「それはそうと…いいのか?」

ロキ「?何がや?」

リヴェリア「いや…勇者アルルェーチェの件についてだ。
ケイト本人には話しておくべきではないのか?」

ロキ「別にええやろ。知ってても知ってなくても変わらん。

ケイトはケイトなんやから^^」


そう快活に笑うロキに、違いないと僕らは揃って笑いながら頷いた。


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