第79章 合一の先
「諸悪の権化」
「歩く災害」
大義名分さえあれば何でもする「危険人物」
しかも「責任も取らない」、幾度となく「繰り返す」
人や国に「合わさない寄り添わない」、善だと「自分に都合よく歪める」
それが「癌」
ケイトを癌と言うことは、
世界そのものへの侮辱、凌辱行為
須らく消えるに等しい罪と罰を負う
らしい…
滅神から言われたことだ
『癌だと言われるに値しないもの(善)』、「癌だと言われるに値するもの(悪)」
その判別、目利き、『線引き』も出来ない「愚かな人」、「無責任に口々に言った人」には、当然の末路だとのこと…
なるほど…だからか。
あんなに、嫌がったのは……←4135~4142ページ参照
ケイト「私の場合…さ
誰であっても、消えて欲しくは無いんだよ…
中身は伝わっているから大丈夫だって
「中身が、想いが、大丈夫だから、何やっても大丈夫、繰り返して大丈夫」というのが、「そもそもの歪み」なんだって
やっていいことにも限度がある
その『線引き』をちゃんと出来ない、「困ったちゃん」なんだってさ
「癌」って人達は
「咎められるべき、繰り返すばかりの人」…(すっ)←虹彩と瞳孔に光が宿る
「それ」を、『いい人』だと「無理に歪めて」、「咎めるべきではない」と「無理強いする」ばかり…
「それら」そのものが「悪行」だと言うのに、「繰り返すしか能の無い人間」だから」
まるで…憑依されているかのように、目の虹彩と瞳孔だけが光っていた
『創世神の御心(みこころ)』←4116~4123ページ参照
咎めるべきは…
繰り返すばかりか、被害を甚大化する
その責を負わないで蔑ろにし、人に全て着せる、自分は何もしない
そういった「癌」という人種なのだと言う
それを…咎めないべき、自分の好きに合わせて歪めてくれ、いい人だと思え、悪口を言わないでくれ、と強制を強いる
悪口ではなく指摘、
どうしてダメなのか、咎めるべきなのかの例示
それさえも歪めて、自分基準で勝手に決め付け、勝手に扱った
それもまた悪事そのもの、その悪を積み上げていくばかりの現状すらも正しく理解できない
だから…ケイトを癌だと言う奴が、癌になっていく
その根源の理由は、そこにあるんだろう
だが――その自らの非を頑なに認めない
それが「癌」という人種なんだろう