第79章 合一の先
「歪み」を抱えていない人はいない
「歪み」を押し付けるのがいけない
4135ページ参照
その歪みとは…善悪を自分に都合よく歪める行為そのもの
すなわち悪そのものだった
それこそが…魂の秤、シーソーを壊し、自壊させるプログラム……
癌の前駆状態
後は悪が積み上がるだけという、癌まで目前の状態
前駆状態
物事の起こる前触れ
どんな人なのか
善悪を、自分都合、自分基準で歪めて、線引きがまともに出来ない人
自分にとっての情報で、人の価値を歪めて好きに扱っておいて、その報いは受けなくて当たり前という人
報いを受けるべき人と、そうでない人の線引きがまともに出来ない人
そういった人達への対策、対処、対応
相手にせんとき
「繰り返さないべきこと(悪)」と『繰り返していいこと(善)』
その『線引』が『大事』
あまりにもの歪みに耐えられず自壊
マイナス百度から百度へ変化させられたような感じ?
急激な変化に耐えられずに自壊するんだってさ
歪める
悪だけど悪だと認めない
歪めたまま、やりたい放題にやる
咎めるなと求める
双方の責任を取らない
悪ばかりが積み上がる
だから癌になる
つまり…考え無しに、感情任せに形振り構わず何でも好きにして、その責任を蔑ろにして、何度も繰り返して被害を甚大化させる
「歩く災害」
らしいよ?
ケイトから上記を真顔で説明された時、皆が皆一様に驚愕を隠せずにいた
これ程狼狽したことは無かったと言う…;
ケイト…次期始祖神の証
他人本位な生き方をしているんだ
自分で、自分の責任を取りながら
善悪を見抜く目
線引き
そこがしっかりしているのが大きいのかもしれない
ケイト『本当に…憎まないといけないのは――
人を傷付け、殺し、奪ってもなお――何も思わない『心』だ
その概念が――それを増長し続けていく
その闇があったからこそ…私は、私たり得た』
あの時…ケイトが言っていた言葉が浮かぶ←2210ページ参照
始祖神の涙も精霊神の森も精霊界と呼ばれているが…
厳密には違う
精霊界や聖域等ではなく…『神域』だ――
次期始祖神とは、全ての世界の『基(もと)』
基盤であり柱、大黒柱
始祖神に分類される魂の中でも、次期始祖神となる器
創世神の主軸、心そのもの
それのみが果たす役割だと言う…