第79章 合一の先
原初の神々界には、原初の世界という別名もある…←4030ページ参照
フィン「しかし…天力だけでどうやってヴァンデルを…」
ケイト「こっちでの魔力集中と同じ原理だよ。
天力を体内に集中させて身体能力を高め、更に外側は刀身だけに集中させて叩き切るようにすれば、比類なき威力が発揮出来る。
簡単なことだろう?」何を言っているんだ?という顔を向ける
フィン「……;←目頭を右手で押さえる
君といると常識が崩れる;」瞑目し深々嘆息
リヴェリア「いつものことだろう;」瞑目し嘆息
ケイト「あっはっはっ^^;
よく言われるのは何で?;」
「「自覚しろ!」」
アル「マンマ」ぎゅっ←服の裾を握り締める
ディ「リヴェママ^^//」すりすり←リヴェリアの足に抱き着いたまま頬ずりする
リヴェリア「ふっ)…」穏やかに微笑し、2人の頭を撫でる
ケイト「重婚式の準備は整った。
始祖神の涙の前で、行いたい。
いい?」
リヴェリア「ああ、断る理由は無い。
皆にも既に許可は取ってある」
フィン「……君の場合、王族だから許可も大変だったんじゃなかったのかい?」
リヴェリア「ふっ…
黙らせてやった」
『?』
リヴェリア「一々一々幾度となく王族だから我を招待しろだの側室に紹介しろだの口やかましい馬鹿共を相手に死に物狂いで何度も何度も馬鹿丁寧に説明して…(わなわな)
それを…それを!!下手に出ていれば付け上がりおって何様のつもりだ!!!?」ごおっ!!!←怒号と共に炎が噴出
フィン「…なるほど、大変だったようだね;」
ケイト「目に浮かぶよ…;」遠い目
リヴェリア「付き添いも断った!←ふんっ!!
家族水入らずの所を…悪かったな(汗)←申し訳なさそう
私の怒りで穢してしまった」
ケイト「気にすんなよ。
お前も家族だろう?
大事な存在には違いないんだから、堂々と入(い)れよ^^」
リヴェリア「そうか…言質は取ったぞ?
遠慮なく入らせてもらうとしよう!」ギラリ
フィン「…;
お手柔らかに頼むよ?^^;」
リヴェリア「ふっ…出来ると思うか?」にやり
フィン「…;」
リヴェリア「もし逆でも出来るか?」
フィン「出来ない相談だね、それは^^;」
リヴェリア「そういうことだ」ふっ微笑
そう話し合う僕等をよそに、3人はミロカロスと共に遊びミロと名付け呼んでいた