第79章 合一の先

―フィン視点―

フィン「もお―
また、そういうことを――」

ケイト「本気だぞ？」

フィン「存じております！
もおっ！//」

ケイト「愛してる//」

フィン「わたしもです//」ぷいっ！

ヤバい
大分と前世の自分が出ている

当時、そう感じていた


アスフィ「何をしてでも手に入れたかったのですね」
ケイト「当たり前だろ

だって本気で斬り殺す覚悟だったもの
あのクソジジイ」むすっ！！腕組み
ぶほおっ！！←全員が吹き出す

フィン「ぷっ、ふふっ
あっはっはっはっはっはっはっはっ！！^^

あなたの――そういうところが、とても愛い（うい）と、感じます」微笑

ケイト「ふふっ^^

私は――お前のそういうところも、大好きだ^^

お前のすべてが、好きだ
たとえどんな姿に変わっても、凛とした本質が、決して変わらぬ、染まらぬところも

お前の全部が、好きなんだ」微笑

フィン「……

もお」

ケイト「愛してる――ずっと」

フィン「――あるとしたら――それは、私の方です」


ああ…

懐かしいなあ//


うっとりと、当時の感慨に耽っていた



ケイト「フィン？」未だ抱き締めたまま顔を見上げる

フィン「ん？ああ

済まない、少し思い出に浸っていてね？^^；」
ケイト「存分に浸りなさい！
腕の中の私にも！存分に！！！」ふんすっ！！キラキラ←フィンを見上げる

フィン「ぷっ）ああ^^
（くすくす）

たっぷりと愛し抜くよ」なでなで微笑

ちゅっ

頭をひとしきり撫でてから、唇を奪った


聞けば聞くほど…こっちがはまるんだよなあ……//←真っ赤



ケイト「燃え上がりそう^^」すりすり

フィン「もうとっくに燃え広がってるよ^^」くすくす
ケイト「何をぉっ！？
私なんか神様達まで燃え広がってるぞお！？」
フィン「じゃあ僕はそれ以上だ」微笑淡々
ケイト「！！？；
じゃあこっちはもっと上えええ！！」
フィン「僕ももっと上」
ケイト「ぐぬうううっ！」
フィン「あっはっはっはっはっ^^」
ケイト「上！」
フィン「上！！」
ケイト「上えええ」

フィン「そんなに張り合わなくてもいいのに
あっはっはっはっはっはっ^^」
ケイト「好きなんだい！！」ふんすこっ！！←至って真剣

フィン「ぷくくくくく）^^（抱腹絶倒）←笑いが止まらない

好きだ…
大好きだよ」微笑