第79章 合一の先
ケイト「この想いは託せない
自分に都合良く歪める人間(癌)に、背負って欲しくない!」
ケイト?(ケイトは死者の想いを汲んだ
寄り添った、合わせた…
生きているものとして、変わらず扱った…
それこそが…浄化の根源――人として扱うということだ
だが…癌は二度目の殺しを敢行した
その意思を見なかった、無いものとした
考えもせず、考える価値も、痛む価値も、知ろうとする価値さえも無いものとして扱った
だからこそ――癌の蛮行を許す訳にはいかない)
フィン(ああ――本当にそう思うよ)
歪めるのを、歪めていないと言うのもダメ
歪めていないのを、歪めていると言うのもダメ
歪めるという愚行の罰を受けなければならない
それは…殺しそのものだから
始祖神、龍神、亀単体の玄武
3人の神々が――その魂に宿っている
全て―――水の神であり、始祖神に類するもの…創世神の主軸であり、心そのものでもある
フィン「君も大事にしてくれ!
君も、大事なもののひとつなんだから!!
大事にして」涙
ケイト「へへっ^^」
フィン「何がおかしいんだ!」怒
ケイト「違う…嬉しいんだよ//」微笑
フィン「え?」きょとん
ケイト「ふふっ^^
だって…それだけ、大事だから、怒ってくれてるんだろ?
凄く…嬉しいよ
ありがとう
フィン(微笑)
大好きだ^^」
フィン「馬鹿っ!
そういうこと言ってないだろう!?」
つねっ!←再びつねる
ケイト「わかった!大事にする!;大事にするからぁ!!;」
フィン「どうせ口だけだろう!?」ずいっ!
ケイト「うっ;」たじっ!
フィン「しっかり見張らせてもらうからね!!?」
ケイト「やっぱりおっかない…;
フィンの性格って、きっつい方だよなあ
……まあ…愛情深いからなんだろうけど^^(くすっ)
やっぱり…私…フィン以外はやだなあ)
ふふふっ^^」
フィン「?何がおかしいんだい?」
ケイト「好きで仕方ないよ
フィンのこと^^」
フィン「!!えっ//
何だい?藪から棒に!」
ケイト「だって好きなんだもん」
フィン「!?
……
(ぐるぐる)
っ、僕の方が好きだからね?」
ケイト「ええー!?私の方が上!」
フィン「僕だって負けてない!」べーっ!
ケイト「むー!」
『…
ぷっ
ふふっ^^
あっはっはっはっはっはっ!^^』