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Unlimited【ダンまち】

第78章 火の都





直に終わるとは…結界に例の効能を乗せることの完了

だが…
それも出来ることなら教えて欲しかったなあ…;


ケイト「好きにしろって言ったじゃない」眉顰め

フィン「うん‥済まない;
それとは別に…ね?^^;」
ケイト「まあ言いたいことはわからんでもないけれども。

ここからだぞ…
問題は」

フィン「ああ‥

オリンピアの件も、ね」

リヴェリア「?何の話だ?」


フィン「今回の、ラピュタの火の源となる秘宝の解析を依頼して
それが完了して、それを元にして結界が作り変えられたんだ

それが未来永劫続くよう、完全な魔術式としてね…?


だから……後は…」

ケイト「ああ‥焼くだけだ

炎を」
『!!?』

テロップ『どういうこと!!?』←リヴェリアとフィンに被せる

炎を…焼く?

ラピュタの火で?
それとも…?


全く別の炎とする為に?

穢れを受け付けない炎とする?
いや、だが何の繋がりが……



あ!!!

ケイト「私が結界で促がしたのは?」
リヴェリア「はっ!!)そうか!!

邪念を持つもの、邪な行為を働くものを断じて許さない
立ち入りも、存在そのものをも
そういった絶対的な領域とする

その技術が確立化されたということは…つまり!」
フィン「天の炎は守られる、という訳か」
リヴェリア「だが説明不足だぞ」眉顰め

ケイト「ごめん…
これしかなかったんだ…

未来永劫、穢れにも、邪念にも、決して触れることさえも無くさせるには……


説明下手と、言葉不足なのも相まって…却って混乱させたみたいで…ごめんね?;」ぺこ

後ろ頭を搔きながら、気まずそうに頭を下げられた

そう言われたら、飲み込む外ないだろう
現に、被害者はまだ一人として出てもいないのだから


だが…そういった見通しも込みで説明して貰えると有難い、と釘を刺すだけに留めておいた


ケイト「ありがとう…心配してくれて。
気を付けるよ」微笑

フィン「ああ…頼むよ^^」くす

それで困った事態になれば、一番困るのはケイト自身だ
そこを踏まえての言動、提言であることを、ケイトは見抜いていた

見抜いてくれていた…


そこもまた、癌との明確な違いかな…?

自分の受ける印象だけで、勝手に悪だと決め付けて、勝手に痛め付けて、それが正しいと頑なになる
ああ、悪い癖だ…

済まない、話を戻そう


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